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海外FXで出金拒否される原因は?対処法や信頼できる海外FX業者を紹介

ともや

海外FXで何をしたら出金拒否されるの?もし出金拒否されたらどうすれば良いんだろう、、、

海外FXで出勤をする際、出金拒否されないか不安になった経験のある方は少なくないと思います。この記事では、出金拒否が起こってしまう原因や出金できない時の対処法を詳しく解説します。

また、出金拒否リスクを回避するためのチェックリストも用意しました。

さらに、実際に出金拒否がおきた事例や、出金拒否が起きにくいおすすめの海外FX業者の選び方を紹介します。

この記事のまとめ
りゅういち

この記事のライター:りゅういち
海外FX歴10年で、水平線と移動平均線を用いたシンプルな手法でトレードをしています。取引所の良いところから悪いところまでお伝えし、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

目次

海外FXで出金拒否される原因

海外FXで出金拒否される原因を8つ紹介している画像

海外FXで出金が拒否・保留されてしまう原因は主に業者側の問題利用者(トレーダー)側の問題に大別できます。

出金拒否を避けて安全に取引するためにも、それぞれの原因を把握しておきましょう。

トレーダーが違反行為をしている

海外FXではそれぞれの業者ごとに利用規約や禁止事項があるため、禁止事項に該当する取引によって利益を得たと判断されると、出金申請を拒否される場合があります。

例えば、海外FX業界大手のXMでは、下記の行為が禁止されています。

XMの禁止行為
  • XMの複数口座間による両建て取引
  • 他社口座とXMの口座間での両建て取引
  • 複数名による組織的な両建て取引
  • 経済指標発表・要人発言前後のみを狙ったハイレバレッジトレード
  • 窓埋めのみを狙った取引
  • 接続遅延・レートエラーを狙った取引
  • アービトラージ(裁定取引)
  • ボーナスやXMポイント(XMP)の不正取得・不正利用
  • XMのサーバーに過度な負担をかける取引
  • 第三者による口座運用
  • 自己アフィリエイトによる報酬の不正取得

これらの違反行為をすると、出金拒否だけでなく口座凍結などの可能性もあります。

対策

取引前に各社の利用規約・禁止事項を必ず読むことが重要です。禁止リストは各社サイトの規約ページに記載があります。不安な場合は事前にサポートに問い合わせて問題ない手法か確認するのも有効です。

規約違反による出金拒否は利用者側に非があるため覆すのは困難なので注意してください

本人確認(KYC)の未完了・不備

口座開設時の本人確認手続き(KYC)が済んでいない場合、法律に基づき業者は出金に応じられません。

提出書類に不備があったり、登録情報と口座名義に食い違いがあると、マネーロンダリング防止の観点から出金が保留されます。

例えば「氏名のローマ字表記が銀行口座と一致しない」「身分証や住所証明の画像が不鮮明」などで審査落ちしているケースです。

対策

口座開設直後に必要書類を提出し、早めにKYC承認を完了させましょう。KYCが完了していない限り、業者は資金を引き出せません。

クレジットカードの出金額が入金額を上回っている

クレジットカードでの入出金ができる海外FX業者では、「クレジットカードへの出金は、クレジットカードによる入金と同じ額まで」というルールがあります。

そのため、クレジットカードで入金した以上の金額をクレジットカードで出金しようとすると、出金拒否となります。

クレジットカードでの入金は「ショッピング枠での支払い」になり、クレジットカードでの出金は「ショッピング枠のキャンセル」として処理されるため、入金額以上の出金をしたい場合は、基本的に銀行口座から出金する必要があります。

入金方法と異なる出金をしている

入金額までは入金額と同じ方法で出金する必要がある

多くの海外FX業者では、マネーロンダリング防止の観点から「入金額と同額までは、入金時と同じ方法で出金しなければならない」というルールが設けられています。

そのため、基本的に入金方法と出金方法を同じにする必要があります。

出金拒否されるケース

  • クレジットカードで5万円入金して取引した結果、10万円の利益が出た
  • 入金額の5万円と利益10万円を足した合計である15万円を銀行口座へ出金しようとした
  • 出金拒否

出金拒否されないケース

  • クレジットカードで5万円入金して取引した結果、10万円の利益が出た
  • 入金額(5万円)まではクレカで出金申請
  • 利益の10万円を銀行口座で出金申請
  • 出金申請が認められる

このように、入金した額までは入金方法と同じ方法で出金しなければ、出金拒否される可能性があります。

対策

口座開設後に入出金ルールを一読しましょう。特にクレジットカード出金は「入金した金額まで」というルールを覚えておくことが大切です。

また、出金先口座は必ず自分名義で事前登録したものを使うようにし、引っ越しや結婚で名義や住所が変わった場合は早めにブローカー側へ届け出て情報更新してください。

ボーナスの出金条件を満たしていない

口座開設ボーナスや入金ボーナスを受け取った口座では、一定の取引量条件をクリアするまで出金できない仕組みが普通です。

例えばFXGTでは、「口座開設ボーナスのみを利用した取引によって得た利益」を出金するには、次の2つの条件を満たす必要があります。

出金の条件
  • 2GTLot(=20万ドル相当)以上の取引をする
  • 最低5回以上の取引をする

また、口座開設ボーナスや入金ボーナスは直接出金できないのが通常です。ボーナスを含めた残高全額を出金申請して「一部拒否された」と勘違いするケースが見受けられます。

XMでも「ボーナスはあくまでもトレード用の口座資金として提供しているため、ボーナスそのものを出金することはできない」というルールがあります。

海外FXでは、業者ごとにボーナスを出金できるかどうかが異なり、ボーナスそのものを出金できる業者は少ない傾向にあります。

対策

ボーナスの利用条件をよく読み、出金可能か否かを把握しましょう。ブローカーのマイページで「クレジット残高」が表示される場合は、それが出金不可のボーナス額です。

出金申請時はクレジットを除いた残高までの額に抑える必要があります。

デビットカード等で入金している

デビットカードで入金した場合、カードへの返金処理が受付不可となり出金できないケースがあります。

例えばXMでJCBのデビットカードから入金すると、出金ページの「出金方法一覧」に「クレジットカード/デビットカード」の出金方法が表示されない場合があります。

また、デビットカードやクレジットカードでの入金は、入金から一定以上の期間が経過すると期限切れとなって出金できなくなる場合もあります。

これらのケースではカードでの出金はできないので、国内銀行送金で出金する必要があります。

複数方法で入金している

取引口座へ複数の方法で入金している場合、多くの海外FX業者ではマネーロンダリング防止の観点から、出金方法の選択に優先順位が適用されます。そのため、適用された優先順位と異なる方法では出金できません。

例えば、XMの口座へ国内銀行送金とクレジットカード、bitwalletからそれぞれ1万円ずつ、合計3万円を入金した場合、出金方法の優先順位は次のように割り当てられます。

出金方法の優先順位
  1. クレジットカード
  2. bitwallet
  3. 国内銀行送金

この状態で3万円を出金するには、最初にクレジットカードで入金した1万円を出金し、そのあとbitwalletで1万円を出金し、最後に国内銀行送金で1万円を出金する必要があります。

出金先情報の間違い・名義不一致

提出書類に不備があったり、登録情報と口座名義に食い違いがあると、マネーロンダリング防止の観点から出金が保留されます。

例えば「氏名のローマ字表記が銀行口座と一致しない」「身分証や住所証明の画像が不鮮明」などで審査落ちしているケースです

海外FX業者で銀行口座を登録するときの入力事項は、FX業者ごとに異なりますが、金融機関を国際的に識別するための「SWIFTコード」が必要だったり、英語表記での記入が求められたりする場合があります。

海外FX業者への入力事項
  • SWIFTコード
  • 銀行コード
  • 支店コード
  • 銀行名
  • 支店名
  • 口座番号
  • 口座名義

入力ミスが起こりやすくなっているので注意しましょう。

対策

出金申請前に、登録情報と銀行情報を再確認しましょう。特にローマ字氏名の綴りや順序、不要なスペースが入っていないか注意します。

もし誤った情報で申請してしまった場合は、早めにサポートに連絡して訂正手続きを行いましょう。

悪徳業者による詐欺

海外FX業者の中には、詐欺目的で運営されている悪徳業者も一部存在しており、顧客の資金を持ち逃げすることがあります。

独立行政法人の国民生活センターによると、悪徳業者が詐欺を行う手口は次の順番で進められます。

  1. SNSのグループチャットに誘われる。
  2. グループチャット内で参加者から成功体験を聞かされ、FX取引に誘われる。
  3. お金を振り込むと最初は利益が出たように見え、次々と送金を要求される。
  4. 出金できず、FX業者ともグループチャットのメンバーとも連絡が取れなくなる。

引用元:独立行政法人国民生活センター

悪徳業者は、取引環境が良好であったりボーナスが充実していたりなど、表向きは魅力的な海外FX業者を装っているため、詐欺に引っかかってしまう前に見分けることが大切です。

信頼できる海外FX業者の選びかたについて詳細は後述しますが、例えば悪徳業者を見分ける方法の1つには「保有している金融ライセンスを確認し、ライセンスを保有していない場合は利用を避ける」といった方法があります。

海外FXで実際に出金拒否がおきた事例

海外fxで出金拒否を起こした業者を示した画像

これまで海外FXで実際に起きた出金拒否事例の中から、代表的な3つを紹介します。

りゅういち

過去の出金拒否の事例を把握しておくと、危険な海外FX業者を見分けやすくなります。

FXDD

FXDDは2002年に米国ニューヨークで創業した老舗ブローカーで、かつて日本市場でも高い知名度を誇りました。

しかし、2024年4月、収納代行業者トラブルを理由に全出金が停止。以降、SNSやレビューサイトで出金拒否報告が急増しています。

FXDDで出金拒否されてしまった人のXの画像
出典:https://x.com/search?q=fxdd&src=typed_query

公式声明が出ないままサービス停止範囲が拡大しており、事実上破綻に陥る可能性が高いと考えられます。

実際、FXDDの公式HPの口座開設ボタンを押すと以下のような画面となり、サービスを完全に停止していることが分かります。

FXDDのサービスが停止していることを示す画像

GEMFOREX(ゲムフォレックス)

GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、2014年に設立された海外FX業者です。最大5,000倍のハイレバレッジや狭いスプレッドに加え、豪華なボーナスキャンペーンを次々と開催し、多くの日本人ユーザーから人気を博していました。

しかし、GEMFOREXは2022年の中頃から多数のトラブルに見舞われ、決済代行会社2社による資金の持ち逃げや、集団でのボーナスアービトラージによる損害などが重なった結果、深刻な資金難におちいりました。

出典:X.com

その後、SNSでは出金遅延や出金拒否の口コミが多く投稿され、GEMFOREXは2023年5月に全サービスを停止しています。

HastForex(ハストフォレックス)

HASTFOREX(ハストフォレックス)は、2022年4月からサービスを開始した海外FX業者です。

多くのアフィリエイターによる宣伝や2万円の新規口座開設ボーナス、100%の入金ボーナスなどで話題を呼び、開始から約3カ月で1万人以上の口座開設者を獲得したと言われています。

しかし、2022年8月からSNSで出金トラブルの投稿が発生し始め、2022年10月には出金遅延の投稿が急増しました。

出典:X.com

その後、HASTFOREXは2023年1月から顧客資産を拘束し、出金を行っていない状況が報告されています。被害総額は数億円と推定されています。

このように、出金拒否をする悪徳業者もあるので業者選びには十分注意しましょう。迷った場合には、前述のFX業者から選ぶと安全です。

海外FXで出金拒否を遭ったときの対処法

万一、海外FXで出金拒否らしき状況に直面しても、あわてず以下の対処ステップを試みましょう。

STEP
原因を推測し必要情報を整理する

まずは「なぜ出金できないのか」思い当たる原因を探ります。本記事で紹介した原因を参考に、自分のケースに当てはまるものがないかチェックしてください。

例えば「書類提出してなかった」「ボーナス条件未達だった」などがあれば、それが解決策になります。

また取引履歴や出金申請履歴、業者からのメール通知を確認し、エラー理由の記載がないか探しましょう。原因の仮説と証拠を整理できたら、次のステップに移ります

STEP
公式サポートに問い合わせる【できれば即日】

原因が特定できなくても、まずは業者のサポートに連絡を取りましょう。多くの海外FX業者はライブチャットやメールで24時間対応しています。

カスタマーサポートへ問い合わせる際は、次の内容を伝えるとスムーズに回答を得られるでしょう。

問い合わせるときに伝える内容
  • 名前
  • 相談したいこと(例:出金拒否の原因と対処法をご教示ください)
  • 連絡先のメールアドレス
  • 出金元の取引口座番号
  • 出金拒否された日時
  • 出金方法の種類
  • 出金拒否になったときの画面表示(スクリーンショット)
  • 必要な場合は本人確認書類や住所証明書なども提出する
STEP
指示された追加対応を実行する

サポートから返信が来たら、内容を確認します。不備があれば「必要書類の再提出」や「出金方法の変更」など具体的な指示があるはずです。

それに従い速やかに対応しましょう。例えば本人確認が未完了なら書類をアップロードし、入金経路と異なる方法で出金申請していたならキャンセルして正しい方法で再申請します。

また原因に心当たりがなくとも「現在調査中」と返答があれば、補足情報の提供(例:身分証追加提出や取引経緯の説明)を求められる場合もあります。

STEP
48時間待っても改善しない場合はエスカレーション

サポート対応後、通常は1~2営業日で問題が解消することが多いです。しかし48時間経っても出金されない・返信がないようなら、次の手段を考えます。

具体的には、まず再度サポートに連絡して経過を確認・催促しましょう。

その上で、業者が加入している場合は外部の紛争解決機関(Financial Commission等)に苦情申立てを行います。

Financial Commission(金融委員会)加盟業者であれば、不当な出金拒否に対し最大20,000ユーロの補償を受けられます。加盟状況は公式サイトで公表されているのでチェックしてください。

STEP
証拠を保全し今後に備える

最終手段まで講じても解決しない場合、残念ながら資金回収は難航するかもしれません。その際でも泣き寝入りせず、証拠をしっかり保全しておきましょう。

出金履歴のスクショ、業者とのメールやチャットログ、取引明細などを保存し、第三者に状況説明できるようにします。今後他の被害者と情報共有したり、法的措置を検討する際に有用です。

また、トラブルに強い弁護士を探す場合は金融・投資案件に詳しい法律事務所のリストを参考にしてください。

出金拒否リスク回避用チェックリスト

以下の 項目にすべてチェックがつけば、出金拒否リスクをかなり低減できます。チェックは端末内だけに保存されるので、まずは気軽に自己診断してみましょう。

/* — 全体ラッパー — */
.fx-safe-checklist{max-width:740px;margin:0 auto;padding:16px;border-radius:12px;border:1px solid #e2e8f0;background:#fafafa;font-family:-apple-system,BlinkMacSystemFont,”Segoe UI”,Roboto,”Helvetica Neue”,sans-serif;}
.fx-safe-checklist h3{margin:0 0 12px;font-size:1.1rem;font-weight:600;border-left:4px solid #3182ce;padding-left:8px;}
/* — テーブル風レイアウト — */
.fx-safe-checklist table{width:100%;border-collapse:collapse;}
.fx-safe-checklist th,.fx-safe-checklist td{padding:8px 10px;text-align:left;font-size:.94rem;border-bottom:1px solid #e2e8f0;}
.fx-safe-checklist th{width:28%;font-weight:600;color:#2d3748;background:#edf2f7;}
/* — カード表示(モバイル) — */
@media(max-width:480px){
.fx-safe-checklist table,.fx-safe-checklist thead,.fx-safe-checklist tbody,.fx-safe-checklist th,.fx-safe-checklist td,tr{display:block;width:100%}
.fx-safe-checklist tr{margin-bottom:12px;border:1px solid #e2e8f0;border-radius:8px;background:#fff;}
.fx-safe-checklist th{border-bottom:1px solid #e2e8f0;border-top-left-radius:8px;border-top-right-radius:8px;}
.fx-safe-checklist td{border:none;padding:10px 12px;}
}
/* — 進捗バー — */
.fx-progress{height:8px;border-radius:4px;background:#e2e8f0;margin:12px 0;overflow:hidden;}
.fx-progress-bar{height:100%;width:0;background:#38a169;transition:width .3s;}
/* — リセットボタン — */
.fx-reset{display:inline-block;margin-top:8px;padding:6px 12px;font-size:.85rem;border-radius:6px;color:#fff;background:#e53e3e;text-decoration:none;}
.fx-reset:hover{background:#c53030}

海外FX安全利用チェックリスト

口座開設前
入金前
取引中
出金前

チェックをリセット


(function(){
const CHECK_KEY=’fxChecklistState_v1′;
const $score=document.getElementById(‘fxScore’);
const $bar=document.getElementById(‘fxBar’);
const checkboxes=[…document.querySelectorAll(‘#fxChecklist input[type=”checkbox”]’)];
// — 状態読み込み —
const saved=JSON.parse(localStorage.getItem(CHECK_KEY)||'{}’);
checkboxes.forEach(cb=>{
if(saved[cb.dataset.fx]) cb.checked=true;
cb.addEventListener(‘change’,saveState);
});
updateUI();
// — 保存処理 —
function saveState(){
const state={};
checkboxes.forEach(c=>state[c.dataset.fx]=c.checked);
localStorage.setItem(CHECK_KEY,JSON.stringify(state));
updateUI();
}
// — UI更新 —
function updateUI(){
const done=checkboxes.filter(c=>c.checked).length;
const total=checkboxes.length;
$score.textContent=`${done} / ${total} 完了`;
$bar.style.width=`${(done/total)*100}%`;
}
// — リセット —
document.getElementById(‘fxReset’).addEventListener(‘click’,e=>{
e.preventDefault();
localStorage.removeItem(CHECK_KEY);
checkboxes.forEach(c=>c.checked=false);
updateUI();
});
})();

信頼できる海外FX業者の選び方

信頼できる海外fxの選び方をわかりやすく説明した画像

信頼できる海外FX業者を選ぶうえで大切なポイントは、主に下記の4つです。

4つとも、信頼性の高い海外FX業者を見極めるために欠かせないポイントなので、必ず抑えておきましょう。

金融ライセンスを確認する

信頼性の高い海外FX業者を見極めるには、金融ライセンスを取得しているか確認しましょう。金融ライセンスを取得した海外FX業者は、規制当局による監督下に入ることにより、一定の安全性を満たしていることが証明されるからです

規制当局とは、FX業者をはじめとする金融サービス事業が、公正に運営されているかを監督する組織のことです。

金融ライセンス取得難易度
イギリス金融行動監視機構 (FCA)もっとも難しい
キプロス証券取引委員会(CySEC)難しい
オーストラリア証券投資委員会 (ASIC)難しい
バヌアツ金融サービス委員会 (VFSC)普通
セイシェル共和国金融庁(FSA)簡単
英領バージン諸島金融サービス委員会 (FSC)簡単
金融ライセンス取得の難易度

金融ライセンスには取得が簡単なものから取得が非常に難しいものまであるため、保有しているライセンスの取得難易度が高いほど、公平で安全な資産管理ができる業者として認められやすくなります。

例えば、取得難易度が高い「英国金融行動監視機構(FCA)」や「キプロス証券取引委員会(CySEC)」などのライセンスを持つ業者は、信頼性が高いとされています。

顧客資金の管理方法を確認する

顧客資金の管理方法を確認することも、安全な海外FX業者を見極めるために重要です。

顧客資金の
管理方法
特徴
信託保全・FX業者の運営資金と顧客資金を完全にわけて管理する
・顧客資金はFX業者でなく信託銀行で管理される
・FX業者が破綻しても顧客資金は差し押さえの対象にならず補償される
分別管理・FX業者の運営資金と顧客資金を明確にわけて管理する
・FX業者が破綻した場合は顧客資金は補償されない

・分別管理でもFX業者が保険に加入している場合は保険によって補償が受けられる
海外FX業者の顧客資金管理方法

海外FX業者の資金管理方法には、主に「信託保全」と「分別管理」の2つがあり、顧客資金の安全性は分別管理よりも信託保全のほうが高いと言えます。

なぜなら、信託保全は海外FX業者の運営資金と顧客資金を完全にわけて、第三者の金融機関によって管理されているためです。

信託保全の場合は、最悪FX業者が経営破綻してしまっても、FX業者ではなく第三者の金融機関から顧客へ返金されます。そのため、よりスムーズな返金が可能というメリットがあります。

ただし、分別管理であってもFX業者が金融委員会(The Financial Commission)や保険に入っている場合は、一定の金額を補償してもらえます。

例えば、Vantage Tradingは資金管理方法で分別管理を採用していますが、金融委員会に加入しているため最大2万ユーロ(約330万円)の補償が受けられます。

サポート体制を確認する

日本語でのサポート体制が充実しているかどうかも重要なチェックポイントです。海外FX業者の中には、日本語でのサポートに対応していなかったり、日本語に対応していても外国人スタッフのみの対応だったりする場合があるからです。

もちろん素晴らしい外国人スタッフはたくさんいますが、翻訳機能を使ったやりとりが中心の場合、細かいニュアンスが伝わりにくかったり、間違った対応をされてしまったりする可能性もあります。

英語が堪能な人は英語だけでスムーズにやりとりできると思いますが、英語が苦手な人は、いざというときにスムーズに問題を解決するためにも、日本語のサポートが充実している海外FX業者を選びましょう。

ライブチャットでのサポートを実施している海外FX業者も多く、メールよりも速く問題を解決できるので便利です。

ユーザーの口コミ・評判を確認する

実際にその業者を使っている他のユーザーの評判や口コミも参考になります。他のトレーダーがどう評価しているかを知ることで、公式サイトからは分からない実態が見えてきますね。

たとえば、SNSやFXの口コミサイトで「出金が遅い」「サポートが丁寧」などの声があれば要チェックです。特に出金に関する評判は重要で、出金拒否や遅延が頻繁に報告されている業者は避けた方が無難でしょう。ただし、中には利用者側のルール違反や誤解に基づくネガティブな口コミもあります。

一つの意見だけで判断せず、複数の情報源を確認して総合的に判断することが大切です。多くのユーザーから信頼されている業者であれば、初心者の方も安心して利用できますね。

出金拒否されにくいおすすめの海外FX業者3選

海外FXで出金拒否されにくい業者3選を紹介している画像

ここからは、出金拒否されにくいおすすめの海外FX業者を紹介します。これまで解説してきたポイントを踏まえ、それぞれに異なる魅力を持った海外FX業者を3つに厳選しているので、ぜひ参考にしてください。

XMTrading

XMTrading サムネイル画像
業者名XMTrading
設立年2009年
グループで保有している
金融ライセンス
FCA(イギリス)
CySEC(キプロス)
FSC(ベリーズ)
ASIC(オーストラリア)
DFSA(ドバイ)
FSA(セーシェル)
FSC(モーリシャス)
口座開設ボーナス13,000円
入金ボーナス最大10,500ドル
最大レバレッジ1,000倍
平均約定率99.98%
特徴安全性が高い
公式サイト公式サイト
業者名XMTrading
設立年2009年
グループで保有している
金融ライセンス
FCA(イギリス)
CySEC(キプロス)
FSC(ベリーズ)
ASIC(オーストラリア)
DFSA(ドバイ)
FSA(セーシェル)
FSC(モーリシャス)
口座開設ボーナス13,000円
入金ボーナス最大10,500ドル
最大レバレッジ1,000倍
平均約定率99.98%
特徴安全性が高い
公式サイト公式サイト

XM(エックスエム)は、安全性の高い海外FX業者の中で、特に日本人利用者が多い海外FX業者です。

XMグループは、金融ライセンスの中でも取得が特に難しいと言われる「英国金融行動監視機構(FCA)」を取得しており、日本向けサービスでも「セーシェル金融庁(FSA)」や「モーリシャス金融サービス委員会(FSC)」を取得しています。

急激な相場変動などによって口座残高がマイナスになっても、マイナス分をFX業者に負担してもらえる「ゼロカットシステム」を採用しているため、1,000倍のハイレバレッジトレードでも安心です。

スタンダード口座はスプレッドが広めですが、取引手数料無料でスプレッドが狭めの「KIWAMI極口座」があり、取引銘柄の多さや、日本語でのサポート体制にも定評があります。

トータルでのバランスが良い海外FXブローカーで、現在は1万3千円の口座開設ボーナスを開催中なので、まだ口座を開設していない場合は、この機会に使い勝手を試してみてはいかがでしょうか。

\トレード初心者に人気!/

Vantage Trading

vantageサムネイル画像
業者名Vantage Trading
設立年2009年
グループで保有している
金融ライセンス
FCA(イギリス)
VFSC(バヌアツ)
CIMA(ケイマン諸島)
ASIC(オーストラリア
FSCA(南アフリカ
口座開設ボーナス最大15,000円
入金ボーナス最大150万円
最大レバレッジ2,000倍
特徴総合的な取引環境が優れている
公式サイト公式サイト
業者名Vantage Trading
設立年2009年
グループで保有している
金融ライセンス
FCA(イギリス)
VFSC(バヌアツ)
CIMA(ケイマン諸島)
ASIC(オーストラリア
FSCA(南アフリカ
口座開設ボーナス最大15,000円
入金ボーナス最大150万円
最大レバレッジ2,000倍
特徴総合的な取引環境が優れている
公式サイト公式サイト

Vantage Treading(ヴァンテージトレーディング)は、世界172か国でサービスを展開し、1,500万口座以上のユーザーを抱える海外FX業者です。

グループ全体で4種類の金融ライセンスを取得しており、特に取得が難しいと言われる英国金融行動監視機構(FCA)とオーストラリア証券投資委員会(ASIC)の厳格な審査基準を満たしています。

ゼロカットシステムを採用しているためハイレバレッジでも安心してトレードでき、金融委員会への加入によって万が一の経営破綻時にも最大2万ユーロ(約330万円)の補償が受けられます。

業界最狭水準のスプレッドでトレードできる「ECN口座」があり、豊富なボーナスキャンペーンと取引環境の良さを両立しているブローカーです。1万5千円の口座開設ボーナスを活用しつつ、狭いスプレッドでスキャルピングをしたい人におすすめです。

\15,000円の口座開設ボーナス!/

FXGT

fxgt サムネイル画像
業者名FXGT
設立年2019年
グループで保有している
金融ライセンス
CySEC(キプロス)
FSA(セーシェル)
FSCA(南アフリカ)
VFSC(バヌアツ)
口座開設ボーナス最大15,000円
入金ボーナス最大70万円
最大レバレッジ5,000倍
特徴仮想通貨の取引環境が優れている
ボーナスが豪華
公式サイト公式サイト
業者名FXGT
設立年2019年
グループで保有している
金融ライセンス
CySEC(キプロス)
FSA(セーシェル)
FSCA(南アフリカ)
VFSC(バヌアツ)
口座開設ボーナス最大15,000円
入金ボーナス最大70万円
最大レバレッジ5,000倍
特徴仮想通貨の取引環境が優れている
ボーナスが豪華
公式サイト公式サイト

FXGT(エフエックスジーティー)は、安全性の高い海外FX業者の中でも仮想通貨FXに力をいれているブローカーです。

安心のゼロカットシステムが採用されている取引環境で、仮想通貨取引に特化した「CryptoMAX口座」では、51種類のさまざまな仮想通貨銘柄を最大レバレッジ500倍で取引できます。

FXGTは、世界的に有名な保険グループ「Lloyd’s」傘下の保険会社が手がける「ブローカー補償保険」へ加入しているため、FXGTの利用者は最大100万ユーロ(約1.6億円)という大きな額の損害補償を受けられます。

安全性の高い環境で仮想通貨FXの取引をしたい人におすすめです。

\仮想通貨が人気の業者!/

海外FXで出金拒否されたくないなら安全な業者を選ぼう

海外FX 出金拒否のまとめ

海外FX業者で出金拒否される主な原因には、利用者側の手違いやルール違反が考えられますが、中には悪質な出金拒否を行う詐欺的な業者も存在しているため注意が必要です。

出金を拒否される原因と対処法を理解するとともに、「保有している金融ライセンス」や「顧客資金の管理方法」、「日本語のサポート体制」などを確認し、安全性の高い海外FX業者を選びましょう。

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