海外FXの手数料は5種類!取引手数料を最小限にするコツも紹介

ともや

海外FXの取引手数料ってどのくらいかかる?どんな種類があるのか全部まとめて知りたい!

海外FX業者の手数料はさまざまな種類があります。手数料は口座タイプや時間帯などによっても変動するものもあります。FXでは取引手数料をいかに減らすかが、勝つためのコツの一つでもあります。

手数料の種類ついてはもちろん、手数料を最小限に抑えるコツを一つずつ丁寧に解説していくので、取引手数料に関する疑問や不安を払拭し、海外FXを始めましょう。

この記事のまとめ

海外FXでは変動スプレッド制であることが多いため、手数料を計算するうえでスプレッドは大事です。海外FXのスプレッド比較や狭い業者について知りたい人は以下の記事をあわせてご覧ください。

りゅういち

この記事のライター:りゅういち
海外FX歴10年で、水平線と移動平均線を用いたシンプルな手法でトレードをしています。取引所の良いところから悪いところまでお伝えし、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

目次

海外FXの手数料は5種類

海外FXの手数料はスプレッドの手数料や取引手数料など5種類ある

海外FXの手数料にはさまざまな種類があります。これらは取引コストに大きな影響を与えるため、事前に理解しておくことが重要です。海外FXの手数料は、取引のスタイルや頻度によっても異なり、選ぶべき業者を決定する際の重要な要素となります。

では、海外FXでかかる取引手数料を5種類それぞれ解説していきます。

まずは、海外FXにおいて特に重要なスプレッドの手数料について見てみましょう。

海外FXのスプレッドの手数料

海外FXでかかる手数料の一つ目はスプレッドです。

スプレッド:売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のこと

この差額が手数料として実質的にかかります。スプレッドは、業者ごとによって自由に設定でき、スプレッドは海外FX業者の収入源となっています。

海外FXのスプレッドとは売値と買値の差額

スプレッドは固定型と変動型があり、固定型は常に一定の幅を保ち、変動型は市場の流動性やボラティリティに応じて変動します。海外FXで多く利用されている変動型スプレッドは、特にニュース発表時や重要な経済指標発表時に広がることがあり、コストが予測しづらくなることもあります。

スプレッドの大きさは、業者によって異なります。通常は、スプレッドが狭い業者ほど取引コストが低くなりますが、その分他の手数料や条件が異なる場合もあるため、総合的に比較することが重要です。

海外FX業者ドル円のスプレッド最大レバレッジボーナスキャンペーン
Exness
Exnessのアイコン画像
1.0pips~無制限なし
HFM
HFMのアイコン画像
1.8pips~2,000倍口座開設ボーナス:なし
入金ボーナス:最大78万円
XM
XMTradingのアイコン画像
2.0pips~1,000倍口座開設ボーナス:15,000円
入金ボーナス:最大10,500ドル
(取引手数料無料のSTP口座で比較)
スクロールできます
海外FX
業者
ドル円の
スプレッド
最大レバレッジボーナス
キャンペーン
Exness
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1.0pips~無制限なし
HFM
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(取引手数料無料のSTP口座で比較)

海外FX業者のExnessでは、ボーナスキャンペーン等を行わない代わりに、狭スプレッドやレバレッジ無制限といった優れたトレード環境を用意しています。取引コストを抑えたいという方は、Exnessでの取引がおすすめです。

海外FXの取引手数料

海外FXでかかる手数料の二つ目は取引手数料です。

この手数料は、取引ごとに発生するためスプレッドとは異なり、FX取引で新たにポジションを売買する時に、ポジションを開いた時点でその分のコストがかかります。

海外FXでは、取引手数料がある業者は、スプレッドが比較的狭く設定されることが多いですが、スプレッドと手数料を合わせた総コストが重要です。また短期トレードを行う場合、取引手数料が低い業者を選ぶことがコストを抑えるポイントになります。

取引手数料が低い業者を選ぶことがコストを抑えるポイント

海外FX業者の中には、取引手数料のかからない口座タイプ(STP口座)を提供している場合もあります。STP口座とは、取引を直接市場に送って、自動で処理する仕組みの口座です。STP口座の場合、取引手数料がかからない代わりにスプレッドが広く設定されています。

自分のトレードスタイルや取引時間に合わせて最適な方法を選ぶことが、安定した利益を生み出すための鍵となります。

海外FXの入出金に関する手数料

海外FXでかかる手数料の三つ目は、入出金に関する手数料です。

海外FXには、多くの入出金方法があり、トレーダーのニーズに合わせて選べます。入出金方法を適切に選ぶことで、手数料を抑えたり、取引をよりスムーズに進められます。海外FXの主な入出金方法はこちらです。

海外FXの主な入出金方法
  • 国内銀行送金
  • 国際銀行送金
  • bitwallet
  • クレジット/デビットカード
  • STICPAY

なお、海外FX業者によって利用できる入出金方法は異なるため、取引を始める前に、必ずその海外FX業者が提供する入出金方法を確認しておくことが重要です。また、同じ入出金方法でも海外FX業者によって手数料や反映時間が異なるため、事前に比較して選択しましょう。

海外FXの口座維持の手数料

海外FXでかかる手数料の四つ目は口座維持手数料です。

口座維持手数料:口座を長期間利用しなかったときに発生する手数料

この手数料は、基本的に口座を維持するためのコストとして業者が課すもののため、取引が行われていなくてもコストがかかります。

りゅういち

口座維持手数料の金額は海外FX業者によって異なるため、口座開設前に確認しておくことが重要です。

また、口座を長期間利用しなかった場合、口座凍結の恐れもあるため注意が必要です。例えば「XM Trading」では、90日間入出金や取引がない場合、口座残高から毎月5ドルが引かれ、残高が0円になるとその後90日以内に口座凍結される仕組みとなっています。

海外FXの資金移動の手数料

海外FXでかかる手数料の五つ目は、資金移動の手数料です。

資金移動手数料:複数の口座を持っている場合、資金を移動する際に発生する手数料

資金移動は、例えば口座間の出金や入金、別の通貨への変換を行う際に発生します。資金移動手数料が発生する理由は、送金先の口座通貨に両替する際に、為替レートやスプレッドの影響を受けるためです。

資金移動手数料とは、複数の口座を持っている場合資金を移動する際に発生する手数料

資金移動手数料を抑えたい場合、「bitwallet」がおすすめです。bitwalletは、海外FX業者間での資金移動によく利用され、対応する海外FX業者間であれば、手数料なしで資金を移動できます。複数のFX業者口座を所有しており、頻繁に資金の移動を行う場合には、bitwalletの利用を検討するのも良いかもしれません。

海外FX業者の取引手数料を比較

海外FX業者の取引手数料を比較します。(2025年7月時点)

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSD取引手数料(往復)
XM
XMTradingのアイコン画像
2pips1.6pips1.8pips10ドル
(Zero口座)
Vantage
vantage アイコン
2.54pip
(スタンダード口座)
1.82pips
(スタンダード口座)
2.39pips
(スタンダード口座)
6ドル
(ECN口座)
FXGT
FXGT.comのアイコン画像
1.3pips1.1pips1.3pips6ドル
(ECN口座)
HFM
HFMのアイコン画像
0.2pips0.0pips0.1pips6ドル
(ゼロスプレッド口座)
Exness
Exnessのアイコン画像
0.3pips
(スタンダード口座)
0.3pips
(スタンダード口座)
0.3pips
(スタンダード口座)
・7ドル
(ロースプレッド口座)
・0.2ドル

(ゼロ口座)
AXIORY
AXIORYのアイコン画像
3.5pips
(スタンダード口座)
2.2pips
(スタンダード口座)
3.4pips
(スタンダード口座)

6ドル
(ナノ口座、テラ口座)
TitanFX
TitanFXのアイコン画像
1.33pips
(スタンダード口座)
1.2pips
(スタンダード口座)
1.57pips
(スタンダード口座)
7ドル
(blade口座)
BigBoss
BigBossのアイコン画像
4.4pips
(スタンダード口座)
5.2pips
(スタンダード口座)
20.1pips
(スタンダード口座)
9ドル
(プロスプレッド口座)
スクロールできます
海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSD取引手数料(往復)
XM
XMTradingのアイコン画像
2pips1.6pips1.8pips10ドル
(Zero口座)
Vantage
vantage アイコン
2.54pip
(スタンダード口座)
1.82pips
(スタンダード口座)
2.39pips
(スタンダード口座)
6ドル
(ECN口座)
FXGT
FXGT.comのアイコン画像
1.3pips1.1pips1.3pips6ドル
(ECN口座)
HFM
HFMのアイコン画像
0.2pips0.0pips0.1pips6ドル
(ゼロスプレッド口座)
Exness
Exnessのアイコン画像
0.3pips
(スタンダード口座)
0.3pips
(スタンダード口座)
0.3pips
(スタンダード口座)
・7ドル
(ロースプレッド口座)
・0.2ドル

(ゼロ口座)
AXIORY
AXIORYのアイコン画像
3.5pips
(スタンダード口座)
2.2pips
(スタンダード口座)
3.4pips
(スタンダード口座)

6ドル
(ナノ口座、テラ口座)
TitanFX
TitanFXのアイコン画像
1.33pips
(スタンダード口座)
1.2pips
(スタンダード口座)
1.57pips
(スタンダード口座)
7ドル
(blade口座)
BigBoss
BigBossのアイコン画像
4.4pips
(スタンダード口座)
5.2pips
(スタンダード口座)
20.1pips
(スタンダード口座)
9ドル
(プロスプレッド口座)

海外FXで取引手数料を抑えたいならHFMExnessなどの海外FX業者がおすすめです。

海外FXで取引手数料を最小限にするコツ

海外FXで取引手数料を最小限にするコツは、スプレッドが狭い業者があるなど4種類

海外FXで低コストで利益を安定させるためには、取引手数料を抑える必要があります。

取引手数料は、頻繁に取引を行うトレーダーにとって、長期的に見ると大きなコストとなり得ます。これらのコストが積み重なると、市場がいくら有利に動いても、その分だけ利益が減ってしまいます。

ここでは、海外FXで取引手数料を最小限にするコツを4つ紹介します。

では、一つずつ解説していきます。

スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶ

海外FXでスプレッドが狭い海外FX業者を選ぶことは、取引コストを抑えるために非常に重要です。

海外FXでは、スプレッドが変動する制度を採用している業者が多いため、市場の状況に応じてスプレッドの値が大きく変化します。スプレッドが狭いほど、トレーダーはその差を埋めるために必要な値動きが少なくて済むので、利益を得やすくなります。

取引手数料を抑えたい場合、スプレッドが狭い業者を選ぶ方が効率が良い

特にスキャルピングやデイトレードのように、短期間で頻繁に取引を行う場合、スプレッドが広い業者だとその分コストがかさみ、利益が少なくなってしまうことがあります。そのため、手数料を無駄に増やさないためにもスプレッドが狭い業者を選ぶほうが効率が良いです。

そのため、取引コストを抑えたい場合スプレッドが狭い業者を選ぶことが重要です。特に、短期的に取引を繰り返すトレーダーにとっては、スプレッドが狭い業者を選ぶことで、利益を得やすくなります。

スプレッドが狭い海外FX業者は、こちらの記事で詳しくまとめています。

スプレッドが狭い時間帯を選ぶ

スプレッドは時間帯によっても変動するため、取引のタイミングを選ぶことが取引コストの削減には重要です。

一般的に、ロンドン市場の夕方(日本時間で午後4時~6時頃)からニューヨーク市場の深夜(日本時間で午前0時~3時頃)にかけては取引量が増加し、スプレッドが縮小しやすくなります。一方、日本時間の早朝は取引参加者が少なく、スプレッドが広がる傾向があるため、注意が必要です。

取引量が増加すると市場の流動性が高くなるためスプレッドが狭くなる傾向があります。また、経済指標の発表時など市場環境の変化などに伴って、大きくスプレッドの広さが変化することがあるため随時確認しましょう。

約定力の高い海外FX業者・口座を選ぶ

また、安定した取引を行うために、約定力の高い海外FX業者や口座を選ぶことも重要です。

約定力:注文した内容通りに取引を成立させる能力、またはその確実さや迅速さのこと

約定力が低ければ、自分のタイミングで決済することができないため利益を得ることが難しくなります。

そのため、約定力の高い海外FX業者を選ぶことが最善です。約定力の高い海外FX業者を選ぶことで、注文が迅速に市場に反映されるため、スリッページが少なく予期しない価格変動による余分なコストを防げます。

スリッページ:注文レートと約定レートが異なること

また、約定力が高い業者は、流動性が豊富で注文がほぼ瞬時に執行されるため、スプレッドが狭く手数料の負担も軽減されます。取引コストが低ければ、利益を得るために必要な値動きが少なくて済み、より効率的に利益を上げることができます。

技術に見合わない両建てはしない

また、海外FXで取引手数料を最小限にするには、技術に見合わない両建てはしない方が賢明です。両建ては一見、リスクを避ける方法として使えるように思えますが、実際にはかなり複雑で、経験や戦略がないとうまく利益を出すのは難しいです。

両建て:同一銘柄の売りポジションと買いポジションを同時にもつ取引手法のこと

両建ては、リスクヘッジになることや含み損を減らせるメリットはあるものの、スプレッドは2倍かかってしまいます。また、相場の急変動やスワップポイントの支払いでロスカットのリスクが高まったりと、デメリットも多くあります。

両建ては買いポジションと売りポジションの両方のコストが発生することがデメリット

両建てをすると、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に持つことになるため、スプレッドが2回分かかることになります。例えば、スプレッドが1.0pipsの場合、買いと売りそれぞれで1.0pipsずつ支払うことになり、結果的に2.0pips分のコストが発生します。

そのため、両建てをするには、市場の動きやポジションの管理をしっかり理解しておくことが必須となります。自分のトレードスキルに合った方法を選び、無理に両建てを使おうとするのは避けた方がいいでしょう。安定して利益を上げるためには、戦略をしっかり練り、コストやリスクを意識することが大切です。

取引手数料を最小限に抑えられる海外FX業者でトレードをしよう

取引手数料を最小限に抑えられる海外FX業者でトレードをしよう

この記事では、海外FXの手数料や、取引手数料を最小限にする方法について詳しく解説してきました。まずは、取引手数料を最大限に抑えてトレードしすることが重要です。

スプレッドが狭く約定力の高い海外FX業者を選ぶことで、取引コストを削減できたりリスクの少ない取引が可能となります。また、無理に両建てを行ったりせず、自分に合った取引をしましょう。両建ては複雑でリスクも伴うため、適切な戦略を採ることが安定した利益に繋がります。

Exnessは両建てができるため、相場の動きに関係なく柔軟に取引できます。さらに、スプレッドが狭いので取引コストを抑え、効率よく利益を狙いやすい点が魅力です。

\スプレッドが狭い!/

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