
海外FXのデモ口座を始めたいけれど、どの業者にしたら良いかわからない、、、どう選べばいいんだろう?
海外FXのデモ口座を始めたいけれど、「どの業者を選べばいいの?」と迷っていませんか?初心者に人気のデモ口座ですが、提供業者が多すぎて選べないという声もよく聞きます。
この記事では、おすすめのデモ口座を厳選して5つ紹介します。さらにデモ口座のメリットからリアル口座との違い、開設手順や注意点まで徹底解説しますので、これから海外FXでデモ口座を開設する方は必見です。
- 海外FXのデモ口座とはバーチャルマネー(仮想資金)を使ってFXのトレードが体験できる口座のこと
- 海外FXのデモ口座を利用するメリットは「取引環境を把握できる」「操作ミスや発注ミスを防げる」「リスクなしで海外FXを勉強できる」などがある
- 海外FXのデモ口座におすすめの業者は「XMTrading」「FXGT」「HFM」「Exness」「BigBoss」である
- 海外FXのデモ口座の注意点は「スプレッドが異なる場合がある」「リスク管理が甘くなる」「デモ口座では楽しさを感じづらい」
海外FX初心者の人に向けて、準備しておくことや記事に失敗しないためのポイントについてこちらの記事で詳しく解説しています。


この記事のライター:りゅういち
海外FX歴10年で、水平線と移動平均線を用いたシンプルな手法でトレードをしています。取引所の良いところから悪いところまでお伝えし、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!
海外FXのデモ口座とは

海外FXのデモ口座とは、本物の取引環境を使って仮想資金でFXトレードを体験できる口座のことです。開設費用は一切かからず無料で始められます。
デモ口座で扱うのは仮想通貨なので、利益が出ても実際に稼げるわけではありませんが、反対にトレードで負けても自己資金が減る心配がないため安心です。つまり、一切リスクを負わずにFXの練習ができる便利な仕組みです。
ほとんどすべての海外FX業者がデモ口座を提供しており、基本的にはリアル口座と同じ環境で取引できます。価格チャートや取引ツール(MT4/MT5など)はリアルタイムの実際のマーケットデータを使用するため、実戦に近いトレード体験が可能です。

デモ口座は海外FX初心者が練習する場としてはもちろん、新しい手法を試したり新規業者の使い勝手をチェックしたりと、さまざまな場面で活用できます。
海外FXのデモ口座とリアル口座の違い

デモ口座とリアル口座の違いは「使うお金が仮想か本物か」以外にもいくつか存在します。
基本システムや取引プラットフォームは同じですが、資金の扱いや取引条件、心理面で異なる点があります。主な違いをまとめると次のとおりです。
以下にデモ口座とリアル口座の主な違いをまとめました。
項目 | デモ口座 | リアル口座 |
---|---|---|
資金 | なし | 実際の資金 |
損失のリスク | なし | あり |
利益 | なし | あり |
取引環境 | 同じ | |
約定力 | 異なる場合がある | |
スプレッド | 異なる場合がある | |
スリッページ | 異なる場合がある | |
取引プラットフォーム | 同じ | |
ボーナス・キャンペーン | なし | あり(FX業者により) |
手数料 | なし | 口座タイプなどにより発生 |
心理的プレッシャー | なし | あり |
項目 | デモ口座 | リアル口座 |
---|---|---|
資金 | バーチャルマネー | 実際の資金 |
損失のリスク | なし | あり |
利益 | なし | あり |
取引環境 | 同じ | |
約定力 | 異なる場合がある | |
スプレッド | 異なる場合がある | |
スリッページ | 異なる場合がある | |
取引プラットフォーム | 同じ | |
ボーナス・キャンペーン | なし | あり(FX業者により) |
手数料 | なし | 口座タイプなどにより発生 |
心理的プレッシャー | なし | あり |
スリッページに関して、デモ口座は約定(注文成立)の安定性が高く、注文がすべて希望通り通りやすいです。一方リアル口座では市場の流動性に左右されるため、相場急変時などに注文が滑ったり通らない場合があります。
またデモ口座を利用する際の注意点として、自分自身の資金を使うわけではないため、心理的なプレッシャーがほとんど発生しないという点が挙げられます。

トレードが適当になりやすく、リアルトレードと同じようなトレードが再現できないという人も少なくありません。
海外FXのデモ口座を利用するメリット

海外FXでデモ口座を活用することで、初心者でもリスクゼロで効率よくFXの練習ができます。ここではデモ口座を使う主なメリットを紹介します。メリットを理解して上手に活用し、トレード技術の上達につなげましょう。
取引環境を把握できる
デモ口座を使う一番のメリットは、各FX業者の取引環境や使い勝手を事前に把握できることです。
リアル口座でいきなり試すと自己資金が必要で損失リスクもありますが、デモならノーリスクで各社の特徴を隅々までチェック可能です。

例えば、業者ごとの取引プラットフォームの違い(提供されているMT4/MT5のバージョンや独自ツールの有無)、口座タイプごとのスプレッドや手数料の違いなども、デモ口座で実際に取引しながら比較できます。
「思っていたより使いづらい」「スプレッドの狭い口座タイプでも約定が遅い」などの発見も、デモならお金を減らさずに確認できます。
操作ミスや発注ミスを防げる
海外FXのデモ口座であらかじめ操作性などを覚えておけば、操作ミスや発注ミスによって損失を被る心配が防げます。

実際、海外FXの取引プラットフォーム(MT4/MT5など)ではワンクリックで注文が確定してしまう設定もあり、確認画面なしで発注されることがあります。
デモのうちに様々な注文方法や決済操作を試し、誤クリックで変な注文をしないよう練習しておくと安心です。
インジケーターの確認ができる

デモ口座では、自分が試したいインジケーターやトレード手法の検証にも役立ちます。
新しいテクニカル指標や売買サインのツールを見つけたとき、いきなりリアル資金で試すのは危険です。慣れていないツールだと判断ミスで損失を出すかもしれません
デモ口座とリアル口座は同じプラットフォームを使えるため、デモでインジケーターの設定や描画ツールの練習をしておけば、リアル口座で実践するときにスムーズに活用できます。
特に有料の高機能インジケーターなどは試用版をデモでテストしてから購入判断すると良いでしょう。「使いこなせるか」をお金をかけずに確かめられるのもデモ口座の利点です。
MT4・MT5に慣れられる

海外FX業者では主流となっている取引プラットフォームMT4(MetaTrader4)やMT5(MetaTrader5)も、デモ口座で存分に練習できます。
幸い、海外FX業者の場合MT4/MT5はリアル口座もデモ口座も同じアプリやソフトを使用します。PC版でもスマホアプリ版でも、一つのMT4/MT5にデモ用・リアル用でログインし直すだけなので、別々のツールを覚える必要はありません。
デモでMT4/MT5の基本操作をマスターした後は、その設定をそのままリアル口座に引き継いで使えます。

次世代版のMT5は動作が軽快ですが対応EAが少ない等の特徴があります。どちらもデモで触ってみて、自分に合った方を本番に採用すると良いでしょう。
EAのテストができる
デモ口座ではEA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買システムのテストも可能です。MT4/MT5対応のEAを入手したら、リアルで動かす前にまずデモ環境でバックテストやフォワードテストを行いましょう
相場状況によって成果が変わるため、いきなりリアル運用すると期待通り利益が出ない可能性が高いです。デモ口座なら実際の相場データでEAを走らせても自身の資金は減らないので、気兼ねなく長期間テストできます。

MT4/MT5には過去チャートでEAの成績を検証するバックテスト機能も備わっています。デモ口座でバックテスト→デモでリアルタイム稼働テストと段階を踏み、得られたデータをもとにパラメータを微調整しましょう。
こうして十分に検証・最適化したEAだけをリアル口座に導入すれば、ぶっつけ本番で失敗するリスクを下げられます。
リスクなしで海外FXを勉強できる
何と言っても損失リスクゼロでFXを勉強できる点は、初心者にとって大きなメリットです。
デモ口座では仮想のお金をどれだけ溶かしても、自分の貯金は1円も減りません。万一バーチャルマネーがゼロになっても、すぐに追加で補充できます。

デモ口座なら資金面を気にせず何度でも練習可能です。FXの基本的な仕組みからテクニカル分析の勉強、新しい戦略の試行錯誤まで、納得いくまで練習できるのはデモ口座ならではです。
もちろんデモでいくら勝ってもお金は増えないので物足りなさを感じるかもしれません。しかし、デモで安定して勝てるようになることこそ、リアル口座で利益を出すための近道です。
海外FXのデモ口座におすすめの業者5選

海外FX業者のなかで、デモ口座を利用してFXの練習をするのにおすすめの業者を5つ紹介します。
どのFX業者も世界中で利用されており信頼度が高く、実績があるため、安心して利用できます。デモ口座を開設するときに重視したいFX業者の選び方は以下のとおりです。
- MT4・MT5が提供されているか
- デモ口座が無期限で利用できるか
この2点が抑えられていることを条件に、以下の5つの海外FX業者を紹介します。
XMTrading

XMTradingは、日本で利用されている海外FX業者のなかで、最も利用者数が多い業者です。
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | XMTrading |
最大開設可能数 | 5口座まで |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 60日以上ログインが ない場合、凍結 |
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | XMTrading |
最大開設可能数 | 5口座まで |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 60日以上ログインがない場合、凍結 |
最大5口座まで開設可能。利用期限は基本無期限ですが、最終ログインから60日以上経過するとそのデモ口座は凍結されます。MT4・MT5両プラットフォームに対応しています。
取引手数料無料のスタンダード口座からスプレッド特化のZERO口座まで口座タイプが豊富。デモ口座でも各タイプの違いを試せます。
最大15,000円の口座開設ボーナスや豪華な入金ボーナスを提供しており、リアル取引開始時も自己資金を使わずにスタート可能です。総合力が高く初心者に優しいXMなら、初めての海外FXデビューにも最適でしょう。
\トレード初心者に人気!/
FXGT

FXGTは、最大5,000倍という海外FX業者のなかでも群を抜いて高いレバレッジを提供しています。仮想通貨トレードに力を入れており、仮想通貨専用の口座タイプや、独自の銘柄を提供しています。
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | FXGT |
最大開設可能数 | 最大6口座 (各通貨ごとに 2口座まで) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 30日以上ログインが ない場合、凍結 |
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | FXGT |
最大開設可能数 | 最大6口座(各通貨ごとに2口座まで) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 30日以上ログインがない場合、凍結 |
デモ口座は最大6口座まで作れますが、米ドル・日本円・ユーロそれぞれ2口座までとなっています。定期的にトレードをしている限りデモ口座の有効期限はありませんが、30日以上デモ口座にログインしなかった場合、その口座は凍結となります。
FXGTは何と言ってもボーナスが非常に豪華なことで有名です。最大15,000円の口座開設ボーナスや、最大70万円相当の入金ボーナスなどを常時提供しています。
入金なしでボーナスだけで取引を始められるため、自己資金を使うのに抵抗がある初心者にもピッタリです。仮想通貨ペアも含め幅広い商品を取引でき、ボーナスを活用した証拠金以上の取引が魅力の業者です。
\口座開設で15,000円のボーナスがもらえる!/
HFM

HFMは、海外FX業者のなかでも歴史が長く、世界中で利用者が多いため信頼度の高い業者です。最大2,000倍のレバレッジや最大75万円の入金ボーナスを提供しています。
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | HFM |
最大開設可能数 | 6 口座 (MT4で3口座、 MT5で3口座) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 30日間ログインが ない場合、凍結 |
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | HFM |
最大開設可能数 | 6 口座(MT4で3口座、MT5で3口座) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 30日間ログインがない場合、凍結 |
HFMはコピートレード(他のプロトレーダーの取引をコピーする仕組み)にも注力しており、デモ口座でもコピー取引の練習が可能です。長年の運営実績で培った信頼感があり、日本語対応も安心できます。
またHFMでは賞金付きのデモトレードコンテストが毎月開催されており、仮想資金で腕試ししながら他の参加者と競い合うこともできます。
コンテストの賞金(総額3,500ドル)はリアル口座に反映されるため、賞金だけでリアルトレードを始めることも可能です。この機会にHFMで口座開設し、デモ口座で腕を磨いてみてはいかがでしょうか。
\デモ口座のコンテストを毎月開催中/
Exness

Exnessは、ボーナスなどを提供しない代わりに、サービス全体のクオリティが高い海外FX業者です。
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | Exness |
最大開設可能数 | 200口座 (MT4で100口座、 MT5で100口座) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 90日間ログインが ない場合、凍結 |
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | Exness |
最大開設可能数 | 200口座 (MT4で100口座、MT5で100口座) |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 90日間ログインがない場合、凍結 |
Exness最大の特徴は何といってもレバレッジが実質無制限である点です(有効証拠金に応じた段階制限あり)。世界最高水準のレバレッジを活かして効率良く利益を狙いたい方に向いています。
デモ口座に関しても開設数200という桁外れの上限で、手法ごと・通貨ペアごとに多数の検証環境を作れます。約定力や狭スプレッドにもファンが多い業者です。
「思い切り高レバレッジを試したい」「取引コストを極力抑えたい」という方は、Exnessで口座開設してその快適さを体感してみましょう。
\レバレッジが無制限!/
BigBoss

BigBossはアバターを利用した口座タイプを提供するなど、エンターテインメント性の高い海外FX業者です。
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | BigBoss |
最大開設可能数 | 無制限 |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 1年間ログインが ない場合、凍結 |
項目 | 内容 |
---|---|
FX業者名 | BigBoss |
最大開設可能数 | 無制限 |
MT4での開設 | 可能 |
MT5での開設 | 可能 |
有効期限 | なし 1年間ログインがない場合、凍結 |
デモ口座を好きなだけ作成でき、凍結までの猶予も1年と長いため、とことんデモで練習したい人に向いています。
BigBossは最大2,222倍の超ハイレバや独自のアバター口座などユニークなサービスを展開していますが、基本的な取引条件も良好です。
信頼性の高いSTP方式で高速約定を実現し、ボーナスこそ少ないもののその分スプレッドや約定力で勝負しています。「とにかく練習量を積みたい」「長期間デモ検証したい」という方におすすめできる業者です。
\レバレッジ最大2,222倍!/
海外FXのデモ口座開設方法

海外FXのデモ口座を開設する方法を紹介します。利用する海外FX業者によってデモ口座を開設する方法が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。デモ口座を開設する方法は主に以下の2種類です。
海外FX業者の公式サイトから開設する場合

海外FX業者によって、公式サイトからデモ口座を開設する際の細かな流れは異なります。
本記事ではHFMの開設手順を例に説明します。
「取引口座」から、「デモ口座を開設」をクリックします。

取引したい口座タイプを選択します。

以下の表は、それぞれの口座の特徴を簡易的にまとめたものです。口座を選ぶ際の参考にしてください。
項目 | セント口座 | プレミアム口座 | ゼロスプレッド 口座 | コンテスト口座 |
---|---|---|---|---|
スプレッド (USDJPY平均) | 1.5pips | 1.5pips | 0pips | 1.5pips |
最大レバレッジ | 1000倍 | 500倍 | 500倍 | 200倍 |
取引手数料 | なし | なし | あり | なし |
セント口座 | プレミアム口座 | ゼロスプレッド 口座 | コンテスト口座 | |
---|---|---|---|---|
スプレッド (USDJPY平均) | 1.5pips | 1.5pips | 0pips | 1.5pips |
最大レバレッジ | 1000倍 | 500倍 | 500倍 | 200倍 |
取引手数料 | なし | なし | あり | なし |

デモ口座の基本設定(プラットフォーム、口座通貨、レバレッジ、残高、パスワード)を入力したらHFMのデモ口座の開設は完了です。

公式サイトからデモ口座を開設する際は、ボーナスやキャンペーンの情報などを入手しやすく、デモ口座の取引成績の確認や管理もしやすいため便利です。
MT4・MT5から開設する場合
BigBossやTitan FXなど一部の海外FX業者では、MT4・MT5からデモ口座を開設する必要があります。
まずMT4・MT5を立ち上げたら左上のファイルタブをクリックし「デモ口座の申請」に進みます。


取引するサーバー名をクリックし、「次へ」をクリックします。

居住国や、名前、使用通貨など必要情報を入力したら登録完了です。
MT4・MT5は、採用しているすべてのFX業者と互換性があるため、ひとつインストールしていればすべてのFX業者のデモ口座を利用できます。そのため、FX業者ごとに別のアプリを立ち上げる必要はありません。

利用するFX業者が変わっても、チャートの設定やインジケーターなどはそのまま利用できます。複数のFX業者のデモ口座を比較する際にも便利です。
海外FXのデモ口座の注意点

海外FXのデモ口座を利用する際は、いくつかの注意点に気をつけておく必要があります。リアル口座とは異なる点もあるため、あらかじめ把握しておきましょう。
スプレッドが異なる場合がある
リアル口座とデモ口座では、実際のスプレッドが異なる可能性が高いです。

海外FXのスプレッドは基本的に変動制で、リアルタイムの相場状況や取引量・ボラティリティによって刻一刻と変化します。
一方デモ口座は実際に注文を市場に流しているわけではないため、多くの場合リアルほどにはスプレッドが変動しません。あくまで実際の相場をシミュレーションしているに過ぎず、完全にリアルと同じスプレッドにはならないと考えましょう。
ただし、業者が提供する口座タイプごとの基本スプレッドの差(たとえばスタンダード口座とプロ口座での平均スプレッドの違い)については、デモ環境でもほぼ反映されています。例えばXMのデモで「スタンダード口座」と「ゼロ口座」の両方を試せば、そのスプレッド差は体感できます。

ただリアル口座で実トレードすると、思ったほどスプレッドが狭くないケースもあるので注意が必要です。流動性低下時や重要指標発表時にはリアルでは大きくスプレッドが広がることもありますが、デモでは再現されないことがあります。
海外FXのスプレッドについてより詳しく知りたい人や、スプレッドの狭い海外FX業者の選び方を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

約定やスリッページが異なる場合がある
海外Xのデモ口座は、約定力がリアル口座よりも安定しやすく、スリッページもあまり発生しません。

リアルトレードでは、約定の仕組みとしてトレーダー同士の反対注文をぶつけるなどの方法が取られます。そのため、約定力は相場の流動性によって変動します。相場の参加者が少なければ、約定価格が大きくズレてしまったり、約定が成立しないこともあります。

デモ口座の場合実際に注文がおこなわれていないため、基本的に約定力に変動はありません。利用されているサーバーもリアル口座とは別のものであるため、取引量の影響を受けることもありません。注文した価格から大きく外れて約定することはほとんどなく、ほぼ正確な約定がおこなわれます。
そのため、各FX業者や取引プラットフォームの約定力などを検証する際は、実際とは異なる約定力でのトレードとなってしまう可能性が高く、あまり参考にならないケースがあります。

マイナー通貨やエキゾチック通貨など、流動性の低く約定力が低下しやすい通貨ペアをトレードする際は、違いが顕著になりやすいため特に注意が必要です。
EAのテスト結果が異なる場合がある
海外FXのデモ口座は、EA(自動売買)のテスト結果が、リアル口座とは大きく異なってしまうケースがあります。

デモ口座でEAを走らせると、スプレッドが狭く約定遅延もない分、エントリーチャンスを逃さず理想通りの利益が積み上がるかもしれません。
しかしリアル口座で同じ条件・同じEAを動かすと、スプレッド拡大で注文が通らなかったり、約定遅れで損切り幅が広がったりと成績が落ちる可能性が高いです。
もちろんEAの種類によってはデモ環境との差を織り込んで設計されているものもありますが、基本的にバックテスト結果を過信しすぎないことが重要です。

EAを稼働させる際は、デモ口座だけでなくリアル口座を利用して少額のテストも併用し、実際のスプレッドや約定力を把握しておくようにしましょう。
リスク管理が甘くなりがち
海外FXのデモ口座を利用した場合、バーチャルマネーでのトレードとなるため損失が発生せず、リスク管理の意識が低くなりがちです。
FXで安定した利益を狙うためには、徹底したリスク管理が必要です。まずは大きな利益を狙うことよりも、いかに損失を最小限に抑えるかということに重点をおかなければなりません。

デモトレードであっても、リアルマネーを使っているつもりで取り組むことが大切です。 バーチャルマネーの額も可能なら自分が後々用意できる現実的な金額に設定し、できる限り本番と同じ資金管理・リスク管理ルールで練習しましょう。
エントリー前に根拠を持った損切り設定をする、損益比を意識する、といった癖をデモの段階から徹底しておくと上達に繋がります。

損切りは適当におこなうのではなく、根拠に基づいてエントリー前に設定し、デモトレードの段階からルールを徹底する癖をつけておきましょう。
デモ口座で成功したとしても、リアル口座で成功するとは限らない
海外FXのデモ口座はリアル口座とほとんど同じ環境でトレードができますが、必ずしもリアル口座と同じ結果になるとは限りません。
理論上、デモで安定して利益が出せるようになればリアルでも同じように稼げるはずです。しかし決定的な違いは「自己資金をリスクに晒しているか否か」による心理的プレッシャーです。

デモ口座ではルールに従ってエントリーや決済ができていたのに、リアル口座でのトレードでは損切りを躊躇してしまったり、エントリーを見送ってしまうこともあるでしょう。
結果的に再現性の低いトレードを繰り返してしまい、デモ口座とは大きく異なる結果になり、損失を大きく膨らましてしまいます。
デモ口座からリアル口座に移る際は、いきなりデモ口座と同じロット数でエントリーしないようにしましょう。まずは小さなロット数で少額からはじめ、徐々に自己資金でのトレードに慣れていくのがおすすめです。

FX業者によっては、通常の口座タイプの1/100程度の取引量でトレードできる口座も用意されているため、まずはそのようなリスクの少ない環境からはじめていきましょう。
デモ口座では楽しさを感じずらい
海外FXのデモ口座は、バーチャルマネーを利用しているため利益が出ても楽しさを感じづらいです。そのため、根拠のないトレードや現実とはかけ離れたロット数でのエントリーなどをしてしまいがちです。
技術が身についていないにも関わらずリアルトレードをはじめてしまうことも多く、デモ口座で練習を続けるのはある程度の根気が必要です。

どうしてもデモトレードではモチベーションが上がらず「早くリアルでやってみたい!」となってしまう場合は、各社のボーナスキャンペーンを活用する手があります。
例えば口座開設ボーナスを実施している業者なら、口座開設するだけでボーナスクレジット(証拠金)がもらえます。これを使えば自己資金を1円も使わずにリアルトレードを試すことが可能です。
一定の条件達成でボーナス利用分の利益も出金できるため、ノーリスクでリアルの楽しさ(そして怖さ)を体験できます。

ボーナスクレジットを利用すれば、バーチャルマネーを利用したトレードよりも現実に近い状況を味わえるでしょう。
ボーナスが豊富な海外FX業者としてFXGTが有名です。FXGTは特に入金ボーナスが豪華で、最大70万円相当分のボーナスが付与されます。
豊富なボーナスで証拠金以上の取引をしたい人はFXGTで口座開設をして、取引を始めませんか。
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デモ口座からリアル口座には移行できない

海外FXにおいて、デモ口座の口座番号のままリアル口座に移行することはできません。別途新しくリアル口座を開設が必要です。そのため、デモ口座での取引履歴などは引き継げません。
ただし、デモトレードで利用したMT4・MT5自体はリアル口座でもそのまま利用できます。利用したインジケーターや設定などはそのまま引き継げるため、改めて設定し直す必要はありません。
リアル口座を利用する場合は、本人確認書類の提出や自己資金の入金が必要となります。発行に時間がかかるケースもあるため、あらかじめ必要書類は調べておいて、事前準備をしておくと良いでしょう。
- 会員ページから口座手続きをおこなう
- 本人確認書類を提出する
- 入金をする
- MT4・MT5に口座情報(口座番号・パスワード・サーバー名)を入力しログインする

リアル口座の場合、デモ口座とは異なり口座維持手数料が発生するケースがあります。長時間トレードをしない場合に徴収されるため、利用するFX業者のルールをあらかじめ確認しておきましょう。
海外FXのデモ口座に関するよくある質問
無期限で利用できる海外FXのデモ口座はありますか。
MT4・MT5を利用できるデモ口座はありますか。
海外FX業者のほとんどがMT4・MT5を採用しているため、デモ口座においてもMT4・MT5が利用できます。
デモ口座でMT4・MT5の利用方法が理解できたら、そのままの状態でリアル口座にログインできます。設定したチャートやインジケーターなど、同じ環境を維持したままリアルトレードに移れるため便利です。
デモ口座では身分証明書は必要ですか?
海外FXでは、デモ口座の開設に身分証明書の提出は基本的に必要ありません。多くの場合、メールアドレスか電話番号のみで口座開設が可能です。
本人確認がなく、ニックネームの登録でも良いケースが多く、はじめて利用する海外FX業者であっても安心です。
ただしリアル口座を利用してみてそのFX業者が気に入った場合、リアルトレードをするためには本人確認の提出が必須となるため注意が必要です。
海外FXでデモ口座からリアル口座に移行できますか。
海外FXで開設したデモ口座をそのままリアル口座として使うことはできません。FX業者の会員ページから、リアル口座を新規開設する必要があります。新しい口座にデモ口座の取引履歴などを引き継ぐこともできません。
ただし、デモトレードで利用したMT4・MT5はそのままリアル口座でも利用できます。デモトレードで利用したインジケーターや設定はそのまま引き継ぎ、リアル口座でのトレードを始められます。
詳しくは「デモ口座からリアル口座には移行できない」をご覧ください。
海外FXのデモ口座を上手に活用しよう

海外FXのデモ口座は、ノーリスクでリアル口座と同じトレードが体験できる便利なシステムです。デモ口座でしっかりと技術を磨いておけば、リアル口座に移った際も安定した利益につなげられるでしょう。
ただしデモ口座は、いくつかの点においてはリアル口座を完全に再現できません。リアル口座と異なる点はあらかじめしっかりと理解し、トレード技術向上のために上手に活用しましょう。
XMTradingでは13,000円分の口座開設ボーナスを受け取ることができ、手持ちの資金がなくてもボーナスだけで取引を始められます。初心者の方でも、リスクを抑えて実際の取引を体験できます。この機会に口座を開設してみませんか。
\13,000円の口座開設ボーナスが貰える!/
- 海外FXのデモ口座とはバーチャルマネー(仮想資金)を使ってFXのトレードが体験できる口座のこと
- 海外FXのデモ口座を利用するメリットは「取引環境を把握できる」「操作ミスや発注ミスを防げる」「リスクなしで海外FXを勉強できる」などがある
- 海外FXのデモ口座におすすめの業者は「XMTrading」「FXGT」「HFM」「Exness」「BigBoss」である
- 海外FXのデモ口座の注意点は「スプレッドが異なる場合がある」「リスク管理が甘くなる」「デモ口座では楽しさを感じづらい」
※投資には元本リスクが伴います。リアルトレードを開始する際は、必ず余裕資金で行い自己責任でお願いいたします。デモ口座での成績も市況やメンタル要因でリアルでは再現できない場合があります。本記事の内容は執筆時点の情報に基づいており、将来の成果を保証するものではありません。