
海外FXで借金することはあるの?もし借金してしまったらどうしよう、、、どうやったら海外FXで借金するリスクを減らせる?
海外FXを始めたいけど、借金のリスクが不安な方も多いでしょう。しかし、海外FXでは借金のリスクはほとんどありません。
この記事では、なぜ海外FXでは借金の可能性がほとんどないのかを解説します。また、もしも借金が返せない場合の対処法や、借金のリスクがある危険な海外FX業者を紹介します。
- 海外FXで借金する可能性が低い主な理由は「ゼロカットシステム」があるから
- 海外FXで借金をしてしまう原因には「ゼロカットシステムを採用していない業者の利用」や「クレジットカードによる入金」などがある
- 「損切りラインの設定」や「余剰資金での取引」、「ボラティリティが大きい通貨ペアを避ける」などの方法により海外FXで借金するリスクを減らせる
- 借金が返せない場合の対処法には「任意整理」や「特定調停」、「自己破産」などがある

この記事のライター:りゅういち
海外FX歴10年で、水平線と移動平均線を用いたシンプルな手法でトレードをしています。取引所の良いところから悪いところまでお伝えし、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!
海外FXで借金することはほとんどない理由

海外FXで借金をする可能性がほとんどない理由は、次の3つです。
ゼロカットシステムがあるから
「ゼロカットシステム」とは、急激な相場の変動によって強制ロスカットが間に合わず、トレーダーが大きな損失を出してしまった場合に、口座残高以上の損失をFX業者が負担する仕組みです。
ゼロカットシステムが採用されているFX業者を利用すれば追加証拠金(追証)が発生しないため、トレーダーは取引口座に預け入れた資金以上の損失を負ってしまう心配がありません。
ゼロカットシステムによる損失補填の例はこちらです。
- 取引口座に「証拠金10万円」が入っている状態でFXの取引をしていた
- 突発的な経済ニュースなどで価格が予想と反対の方向へ急激に動き、含み損が大きく膨らんだ
- 通常であれば含み損がFX業者の定める水準に達すると強制的にロスカットされるが、短時間で急激な値動きのためロスカットが間に合わなかった
- その結果「30万円の損失」が発生し、証拠金の10万円を差し引いた「マイナス20万円」の口座残高となった
- しかしゼロカットシステムを採用しているFX業者だったため、マイナス20万円分の損失がゼロにリセットされ、口座残高は「0円」に戻った
日本国内のFX業者は、日本の法律によって顧客への損失補填が規制されているため、ゼロカットシステムを採用していません。
そのためゼロカットシステムを採用しているのは、日本の法律の影響を受けない海外FX業者のみです。
海外FXのゼロカットシステムのメリットや注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

国内FXよりロスカットの水準が低いから
FXでは、含み損が増えて証拠金維持率が一定の水準以下になると「強制ロスカット」が執行され、保有しているポジションが強制的に決済されます。
強制ロスカットが執行される証拠金維持率の水準はFX業者ごとに異なります。特に、海外FX業者は国内FX業者よりもロスカット水準が低く設定されている場合が多いです。
ロスカット水準が低いと強制決済のリスクが低くなるため、含み損を抱えても利益に転換するまで耐えられる可能性が高まります。そのため、損失を取り戻せる可能性があります。ただし、強制ロスカット水準ギリギリまでポジションを保有するようなトレードは、そもそも危ないのでおすすめできません。
国内FX業者 | 海外FX業者 | ||
---|---|---|---|
FX業者名 | 強制ロスカット水準 | FX業者名 | 強制ロスカット水準 |
DMMFX | 50% | XMTrading | 20% |
GMOクリック証券 | 50% | Exness | 0% |
みんなのFX | 100% | FXGT | 0% |
ヒロセ通商 | 100% | HFM | 20% |
海外FX業者のロスカット水準は20%が多く、中にはExnessやFXGTのように0%の場合もあります。
ボーナスやクッション機能があるから
海外FX業者の中には「クッション機能」付きのボーナスを提供している業者があります。クッション機能付きのボーナスであれば、入金額に加えてボーナスも証拠金として利用できるため、1円も入金せずに元手ゼロでの取引が可能です。
例えば、XMで口座開設ボーナスで1万円のクッション機能付きボーナスをもらった場合、入金しなくても証拠金1万円分の取引ができます。XMではボーナスそのものは出金できませんが、ボーナスを使った取引で利益が出た場合は、利益分を出金できます。
ただし一部の海外FX業者では、ボーナスにクッション機能がなくボーナス機能のみの場合があるので、取引の前に確認しておきましょう。
海外FXのボーナスのクッション機能について知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

なぜ海外FXで借金をしてしまうのか

ゼロカットシステムが採用されている海外FX業者であれば、追証による借金の心配はありません。ただし下記3つのケースに当てはまる場合は、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者でも、借金を抱えてしまう可能性があります。
特定の禁止行為を行ってしまったから

海外FX業者では禁止事項があり、禁止事項に違反してしまうと、利益が没収されてしまう可能性があります。禁止事項は業者ごとに異なりますが、代表的な禁止事項は下記の3つです。
複数の口座で両建て取引
多くの海外FX業者では、複数口座間での両建て取引を禁止しています。「両建て取引」とは、同一通貨ペアで買いポジションと売りポジションを同時に保有することを指します。
複数口座間での両建て取引が禁止されている理由は、ゼロカットシステムの悪用につながるからです。
複数口座間での両建て取引によるゼロカットシステム悪用の例はこちらです。
- A社とB社で口座開設して口座開設ボーナスをもらう
- 重要な経済指標発表の直前など相場が大きく動くタイミングを狙い、A社口座では買いポジションを、B社口座では売りポジションを持つ
- 価格が急激に大きく上昇
- B社口座では急激に含み損が増えて強制ロスカットされる(ロスカットが間に合わなくてもゼロカットシステムがある)
- A社口座では含み益がどんどん増加する
複数口座間での両建て取引をして片方の口座で大きな損失が出た場合、ゼロカットシステムの悪用と判断されて利益が没収されてしまう可能性があるため、絶対にやらないようにしましょう。
裁定取引(アービトラージ)
多くの海外FX業者では裁定取引(アービトラージ)が禁止されています。裁定取引とは、異なる海外FX業者間で同一通貨ペアに価格差が生じた際、その価格差を利用して利益を得る取引方法で、具体的には割高な市場で売り、割安な市場で買うことで利益を確定します。
FX業者が配信するレートはFX業者ごとに異なるので、同一の通貨ペアであっても業者間で価格差が生じることがあります。
業者間で生じた価格差は一時的なものなので、差がゼロになる可能性が高いです。そのため、価格が割高な業者で売りポジションを持ち、価格が割安な業者で買いポジションを持つと、価格差分の利益が期待できます。
裁定取引の例はこちらです。
- ドル円の為替レートが「A社:1ドル150.00円」「B社:1ドル150.10円」だった
- ドル円をA社口座で1ロット買い、B社口座では1ロット売った
- 『(150.10-150.00)×1ロット(10万通貨)=1万円』の差額があるため理論上は1万円の利益が得られる
裁定取引のような確実に利益を得られる手法を使って取引する行為は、海外FXでは禁止されています。
窓埋めトレード
窓埋めのみを狙った「窓埋めトレード」も、多くの海外FX業者が禁止しています。 窓埋めトレードとは、市場が開いた際に発生する「窓」(価格ギャップ)が埋まることを期待して行う取引です。
窓(価格ギャップ)は一般的に、週末明け月曜日の市場オープン時に多く見られます。「窓埋めトレードは高い確率で利益を得られる」という説もありますが、実際には窓が埋まらないケースもあるため、窓埋めだけを狙ったトレードは大きな損失を出すリスクがあります。
窓埋めのみを狙ったトレードによって、口座残高以上の損失を出すトレーダーが増えた場合、FX業者はゼロカットシステムによって多額の損失を補填しなくてはいけません。そのため、窓埋めだけを狙ったトレードは、多くの海外FX業者で禁止事項に指定されています。
窓埋めトレードの例はこちらです。
- チャートで窓が開いていることを確認する
- 窓が開いた方向とは逆(窓が閉まる方向)へエントリーする
- 窓がある程度埋まったら利益を確定する
なお、窓埋めのみを狙ったトレードではなければ、窓埋めのタイミングでポジションを持っていても問題ありません。しかし、窓埋めトレードのみを狙った場合には口座凍結され、利益を没収されてしまう可能性があるので気をつけましょう。
ゼロカットシステムを採用してない業者を利用したから
国内FX業者や1部の海外FX業者では、ゼロカットシステムを採用していません。ゼロカットシステムを採用していない業者で口座残高以上の損失が出た場合、追証(追加で差し入れなければならない証拠金)が発生するので、借金を抱えてしまう可能性があります。
ゼロカットシステムが採用されていないFX業者では、追証発生によって借金を抱えてしまうリスクがあるため、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を選ぶと安心です。
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者については、後述の「借金せずに安心して取引できる海外FX業者3選」で具体的に解説しているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
消費者金融やクレジットカードで入金したから
クレジットカードでの入金や消費者金融で借りたお金での取引は、短期間のうちに借金が増えてしまう可能性があるため、注意が必要です。
例えば、クレジットカードによる入金は銀行振り込みよりも入金スピードが速く手軽ですが、一時的にクレジットカード会社へ借金している状態になります。
借金を繰り返すうちに、返済しきれないほどの借金を抱えてしまうリスクもあるため、取引は必ず余剰資金だけで行いましょう。
海外FXで借金するリスクを減らす方法

ここからは、海外FXで借金するリスクを減らす方法を解説します。海外FXで借金するリスクを減らす方法には、次の5つがあります。
ゼロカットシステムを採用する海外FX業者を利用する
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を利用すれば、急激な相場の変動によって口座残高がマイナスになってしまった場合でも、口座残高を超えた分の損失をFX業者に負担してもらうことができます。そのため、海外FXで借金をしないためには、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を利用することが必須と言えます。
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の中でも、特におすすめなのがXM(エックスエム)です。XMは日本人トレーダーの利用者が多く、口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実していることで有名です。
入金しなくても口座開設ボーナスのみでレバレッジ1,000倍の取引を開始でき、利益が出た場合は出金できるため、リスクゼロでハイレバレッジトレードを体験したい初心者の方はチェックしてみてください。
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損切りラインの設定
FXで取引する際は、注文時に損切りラインを設定することが重要です。あらかじめ損失許容範囲を決めておくことで、感情的な判断を避けられ大きな損失を未然に防げるからです。
例えば、「価格が上がる」と想定して買いでエントリーしたのに、価格が下がって含み損が膨らんでしまったとします。そのとき、損切りラインを決めていないと「そろそろ値動きが反転するだろう」といった根拠のない解釈をしてポジションを持ち続けてしまい、含み損が拡大する可能性があります。
このような感情的な判断を防ぐために「価格が〇〇円を下回ったら損切りする」などエントリー前に損切りラインを決めておくようにしましょう。また、自動的に損切りができる「逆指値注文」を活用するのもおすすめです。
ボラティリティが大きい通貨ペアを避ける
FXで借金をしないためには、「ボラティリティ」が大きい通貨ペアを避け、ボラティリティが小さい通貨ペアでの取引することも効果的です。FXのボラティリティとは「為替レートの変動率の大きさ」のことで、略して「ボラ」と言われることもあります。
ボラティリティが大きい通貨ペアは、マイナーな通貨ペアです。マイナーな通貨ペアは、想定した方向へ値動きした場合の含み益が大きくなりやすい反面、想定した方向と逆の値動きをした場合の含み損が大きくなりやすい傾向があります。
例えば、ポンド/円やポンド/豪ドルなどの通貨ペアは値動きが大きいため、FXの取引に慣れるまでは避けたほうが無難です。おすすめの通貨ペアは、取引量が多く、値動きの小さいドル/円です。

画像は2024年9月26日20時43分時点の1分足チャートです。オレンジの四角で囲んだ部分の高値と安値の差が、ドル/円(画面左)で15.7pipsだったのに対し、ポンド/円(画面右)では36.6pipsでした。
できるだけリスクをおさえてFXの取引をしたい場合は、ボラティリティの小さいドル/円の通貨ペアで取引すると良いでしょう。
余剰資金で取引する
FXの取引で借金をしないためには、失っても生活に困らない余剰資金のみでのトレードが大切です。余剰資金以外のお金でトレードをすると、トレードに失敗したときに借金をしなくてはいけなくなるからです。
月々の水道光熱費や家賃、食費などの生活に必要なお金は、トレード用の資金と別々に管理しておきましょう。
FXで安定した運用を続けるには、資金管理の徹底が求められます。生活に必要なお金には手を付けず、失っても問題ない範囲のお金でトレードすることが大切です。
海外FXで借金をして返せない場合の対処法

ゼロカットシステムを導入している海外FX業者を利用し、リスクを抑えた慎重な取引をしていれば、返せないほどの借金を抱えてしまうことは基本的にないでしょう。
しかし、もしも海外FXで借金をして返せない状態になってしまった場合に、具体的にどのような対処法があるかを事前に知っておけば、いざというときでも安心です。
海外FXで借金をして返せない場合の対処法には、主に下記の4つがあります。
任意整理
「任意整理」とは、お金を借りた人から依頼を受けた弁護士や司法書士が、お金を貸した金融機関に対し、利息のカットや長期の分割返済を交渉することで今後の返済計画を見直す方法です。
任意整理の | メリット任意整理のデメリット |
---|---|
手続きが簡単 財産を手放す必要がない 第三者に知られるリスクが小さい 督促や取り立てが止まる | 成立しない場合がある 信用情報機関にブラックリストとして登録される 借金の元本は減らない 収入がない場合は利用できない |
任意整理をした後は、3~5年の分割で元金のみを返済していくため、月々の返済負担が軽くなる点が一番のメリットと言えます。
また、任意整理は特定の借入先だけに対して手続きできるため、複数の借入先があった場合に「A社は任意整理で借金を減額して、B社は任意整理せずにそのまま返済し続ける」といった選択もできます。
しかし、任意整理を行うとブラックリストへの登録されてしまいます。約5年間、信用情報機関に事故情報が残るので、任意整理を行うかどうかは慎重に決めましょう。
特定調停
「特定調停」とは、お金を借りた人と貸した金融機関の間に裁判所が入り、債務整理を調整・仲介する方法です。弁護士や司法書士に依頼することなく、お金を借りた人が自分で手続きできます。
特定調停のメリット | 特定調停の | デメリット
---|---|
自分で手続きができるため費用が安い 裁判所を介するため、直接債権者と交渉する必要がない 強制執行を停止できる 車や家などの財産を残せる | 平日に裁判所へ出廷する必要があるため、仕事との両立が難しい 計画通りに返済できないと強制執行される可能性がある 信用情報機関のブラックリストに情報が登録される 調停が不成立になる可能性が高いメリット |
特定調停の主なメリットは、将来発生する利息をカットしてもらうことによって、月々の返済額を下げられることです。また、弁護士や司法書士に依頼せずに自分で手続きができるため、費用を安く抑えられます。また、裁判所が間に入るため、債権者と直接交渉しなくてもいい点もメリットです。
特定調停のデメリットとしては、裁判所への出廷などの手続きに手間がかかることが挙げられます。裁判所は平日に出廷する必要があるため、平日に仕事をしている人は両立が難しいでしょう。
さらに、信用情報機関のブラックリストに情報が登録されることや、調停の成功率が低く不成立になる可能性が高いこともデメリットです。
自己破産
「自己破産」とは、借金を返済できる見込みがない場合に裁判所へ申し立て、借金を帳消しにする方法です。
ただし「海外FXはレバレッジが高くギャンブル要素が強い」という考え方もあり、海外FXで借金を抱えた場合は、自己破産が認められたとしても、免責不許可(破産をしても借金がなくならない)となる可能性があります。そのため、自己破産をする場合は弁護士への相談が必要です。
自己破産のメリット | 自己破産の | デメリット
---|---|
借金がすべて免除される 債権者からの取り立てや強制執行が止まる | 信用情報機関にブラックリストとして登録され、新たな借入れやクレジットカードの利用が難しくなる(約5〜10年間) 官報に掲載されるため、公的に破産したことが記録される 高価な財産は処分される可能性がある |
自己破産の一番のメリットは、裁判所に免責を許可されると借金がすべて免除されることです。債権者からの取り立てや強制執行も止まります。
デメリットは、資産価値の高い車や家を手放す可能性が高いことです。持ち家に住んでいる場合は家を引っ越しをするしかなくなり、20万円以上の査定額の自動車やバイクも手放さなくてはいけません。
信用情報機関に事故情報が登録され、約5~10年間情報が残るため、新たな借り入れやクレジットカードの利用が難しくなることもデメリットです。
個人版民事再生
「個人版民事再生」とは、借金を返済できなくなった人が弁護士や司法書士を通じて裁判所へ申し立て、裁判所の関与のもとで再生計画を立案し、計画的に借金を返済していく方法です。
個人版民事再生の | メリット個人版民事再生のデメリット |
---|---|
借金を大幅に減額できる 住宅や車などの財産を維持しながら手続きできる 可能免責不許可制度がない | 安定した収入が必要であり、それを示す必要がある 信用情報機関にブラックリストとして登録されるため、新たな借入れが難しくなる 借金の全額免除にはならない |
個人版民事再生には免責不許可制度がないため、一定の支払い能力等の条件を満たせば,大幅に借金を減額できるメリットがあります。また、車や住宅などの財産を強制的に処分されることがないため、生活環境や家庭への影響も抑えることができます。
一方、個人版民事再生の主なデメリットとしては、安定した収入とその証明が必要なことや、ブラックリストに登録されることが挙げられます。
信用情報機関に事故情報が登録されるため、民事再生をして借金完済後約5~7年間は新しいクレジットカードやローン審査に通りにくくなる可能性があります。また、個人版民事再生は借金の全額が免除されるわけではなく、最低でも借金の10分の1は支払う必要があります。
どの対処法でもデメリットがあります。まずは、海外FXで借金をしないよう心がけましょう。
借金の恐れがある危険な海外FX業者!

海外FXで借金をしないためには、危険な業者を見分けて避けることが大切です。危険な海外FX業者の事例として、次の2つを紹介します。
AmazingTick
2024年8月6日、海外FX業者「AmazingTick(アメージングティック)」のコピートレードユーザーの口座で、大きな損失が発生しました。
AmazingTickには、関東財務局から2023年10月25日付で無登録の違法業者であるとして警告が出されています。
【コピトレ詐欺に注意】
昨夜、AmazingTickというブローカーのコピトレで一斉破綻してかなりの利用者が被害にあったようです。その後、大半のコピトレ主はオプチャ閉鎖、Xアカウントを非公開に。昨年、私も騙されたAssassinFXと手口が同様でした。
SNSでチャート分析や先出しでユーザーを釣り、ライセンスがないブローカーに口座開設させコピトレ開始。
はじめは毎日10%前後の利益を出させて信用させ、全体で資金が集まったところで口座破綻させて逃亡。
実際の取引実績はポンジスキームの可能あり、コピトレ主はトレーダーではなくブローカーに雇われたインフルエンサーが多いです。この手の詐欺は毎回後を絶たないので、迂闊にうまい話を信じないように注意して下さい。
引用元:x.com

AmazingTickが行った「コピトレ詐欺」は、FXブローカーの人気サービスの1つである「コピートレードシステム」を悪用した詐欺手法です。
- SNSでチャート分析や先出しなどの投稿によりフォロワーを増やす
- 高い利益率を提示して個人投資家を誘い込む
- 最初は小さな利益を出させて信用を得る
- 参加者が増え資金が集まったところで大きな損失を装う
- 参加者の資金を失わせ資金を自分たちのものにして逃亡する
ZAIX
ZAIXは、関東財務局から2022年12月26日付で無登録の違法業者であるとして警告が出されたFX業者です。
私もZAIXやられました。。
総額500万ほどです😭引用元:x.com

2023年の6月5日~6日にかけて、「海外FX業者のZAIX(ザイクス)で多大な損失が発生し、口座残高がマイナスになった」という投稿がSNSに多数書き込まれました。
ZAIXはプロトレーダーの取引を自分のトレードとしてコピーする「コピートレードサービス」を運営しており、一時期は「初心者でも手間をかけずに利益を得られる」という宣伝どおりの結果が出ていたようです。
ところが2023年の6月5日、「コピートレードで突然大きなマイナスが発生して資金をすべて失った」というユーザーの声が、相次いでSNSに投稿されました。
コピートレードによる損失以外にも「出金申請が拒否される」などの投稿が見られ、一説によると被害総額は数億~数十億以上とも言われています。このように、海外FX業者の中には危険な業者も潜んでいます。業者選びは慎重に行いましょう。
借金せずに安心して取引できる海外FX業者3選

詐欺を働いて利用者に借金を背負わせる悪徳業者は論外ですが、一方で安心して取引できる優良な海外FX業者も存在しています。
こちらでは、追証による借金の心配がないゼロカットシステムを採用している海外FX業者の中で、特におすすめのブローカーを厳選して3つ紹介します。
XMTrading

業者名 | XMTrading |
---|---|
設立年 | 2009年 |
グループで保有している 金融ライセンス | FCA(イギリス) CySEC(キプロス) FSC(ベリーズ) ASIC(オーストラリア) DFSA(ドバイ) FSA(セーシェル) FSC(モーリシャス) |
口座開設ボーナス | 13,000円 |
入金ボーナス | 最大10,500ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均約定率 | 99.98% |
特徴 | 安全性が高い |
公式サイト | 公式サイト |
業者名 | XMTrading |
---|---|
設立年 | 2009年 |
グループで保有している 金融ライセンス | FCA(イギリス) CySEC(キプロス) FSC(ベリーズ) ASIC(オーストラリア) DFSA(ドバイ) FSA(セーシェル) FSC(モーリシャス) |
口座開設ボーナス | 13,000円 |
入金ボーナス | 最大10,500ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
平均約定率 | 99.98% |
特徴 | 安全性が高い |
公式サイト | 公式サイト |
XMTradingは、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の中でも日本人の利用者が多い大手海外FX業者です。
XMTradingでは、世界最難関と言われるイギリスの金融ライセンス「英国金融行動監視機構(FCA)」を取得しているほか、日本向けのサービスでも「モーリシャス金融サービス委員会(FSC)」や「セーシェル金融庁(FSA)」を取得しています。
このように、複数の厳格な金融ライセンスの基準を満たしているため、XMは安全性や信頼性の裏付けがある海外FX業者と言えるでしょう。
スタンダード口座のスプレッドは広めですが、スプレッドの狭いKIWAMI極口座もあり、信頼性やボーナス、取引環境など全体的にスペックが高いため、初めて海外FXで取引する人におすすめです。
さらに、XMTradingで口座を開設すると13,000円分の口座開設ボーナスがもらえます。(2025年7月現在)
ボーナスそのものの出金はできませんが、口座開設ボーナスのみで取引でき得られた利益分は出金できるため、海外FX初心者でもリスクなしで安心して取引をスタートできます。
\13,000円の口座開設ボーナスが貰える!/
Vantage Trading

業者名 | Vantage Trading |
---|---|
設立年 | 2009年 |
グループで保有している 金融ライセンス | FCA(イギリス) VFSC(バヌアツ) CIMA(ケイマン諸島) ASIC(オーストラリア) FSCA(南アフリカ) |
口座開設ボーナス | 最大15,000円 |
入金ボーナス | 最大150万円 |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
特徴 | 総合的な取引環境が優れている |
公式サイト | 公式サイト |
業者名 | Vantage Trading |
---|---|
設立年 | 2009年 |
グループで保有している 金融ライセンス | FCA(イギリス) VFSC(バヌアツ) CIMA(ケイマン諸島) ASIC(オーストラリア) FSCA(南アフリカ) |
口座開設ボーナス | 最大15,000円 |
入金ボーナス | 最大150万円 |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
特徴 | 総合的な取引環境が優れている |
公式サイト | 公式サイト |
Vantage Treading(ヴァンテージトレーディング)は、2009年にオーストラリアで設立された海外FX業者です。
ゼロカットシステムを採用していることに加えて、顧客から預かった資金を信頼性の高い外部金融機関で分別管理しているため、安全性の高い海外FX業者と言えます。
また、グループ会社が「英国金融行動監視機構(FCA)」や「オーストラリア証券投資委員会(ASIC)」などの厳格な金融ライセンスを取得しているため、信頼性の裏付けもあります。
1,000種類を超える銘柄の取り扱いがあるため、FXの通貨ペア以外にも株価指数や貴金属、エネルギーなどさまざまな銘柄で取引可能です。登録から1週間以内の個人認証完了で15,000円の口座開設ボーナスがもらえる(2025年7月現在)ので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
\15,000円の口座開設ボーナス!/
FXGT

業者名 | FXGT |
---|---|
設立年 | 2019年 |
グループで保有している 金融ライセンス | CySEC(キプロス) FSA(セーシェル) FSCA(南アフリカ) VFSC(バヌアツ) |
口座開設ボーナス | 最大15,000円 |
入金ボーナス | 最大70万円 |
最大レバレッジ | 5,000倍 |
特徴 | 仮想通貨の取引環境が優れている ボーナスが豪華 |
公式サイト | 公式サイト |
業者名 | FXGT |
---|---|
設立年 | 2019年 |
グループで保有している 金融ライセンス | CySEC(キプロス) FSA(セーシェル) FSCA(南アフリカ) VFSC(バヌアツ) |
口座開設ボーナス | 最大15,000円 |
入金ボーナス | 最大70万円 |
最大レバレッジ | 5,000倍 |
特徴 | 仮想通貨の取引環境が優れている ボーナスが豪華 |
公式サイト | 公式サイト |
FXGT(エフエックスジーティー)は、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の中でも、特に仮想通貨FXに力を入れているブローカーです。
仮想通貨取引に特化した「CryptoMAX口座」では、最大レバレッジ500倍で51種類の多様な仮想通貨銘柄が取引できます。
また、顧客の資金は分別管理で安全に保管されており、グループ会社は取得難易度が高い「キプロス証券取引委員会(CySEC)」や「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)」などの金融ライセンスを取得しています。
2025年7月現在では、FXGTでは15,000円の新規口座開設ボーナスと最大8万円の入金ボーナスを実施中です。仮想通貨FXをお得に取引したい人には、特におすすめです。
\口座開設で10,000円のボーナスがもらえる!/
また、以下の記事では、本記事で紹介した3社のほかに、海外FXのおすすめ業者についてランキング形式でさらに詳しく解説しています。自身にあった業者を選びたい人は合わせてご覧ください。

借金せずに取引したいなら海外FX業者がおすすめ!

借金せずに取引するならゼロカットシステムを採用している海外FX業者がおすすめです。ゼロカットシステムを採用している海外FX業者であれば、追証による借金のリスクがなく、ハイレバレッジでも安心して取引できるからです。
海外FXならではのゼロカットシステムや豪華なボーナスなどを活用して、安全に取引しましょう。
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