【2025年8月最新】スキャルピングにおすすめな海外FX口座5選!

ともや

海外FXのスキャルピング手法は勝てないの?勝つためのコツやメリットってなにかないかな、、。

りゅういち

スキャルピングで勝つには、スキャルピング向きな海外FX口座で取引することも大切ですよ。

海外FXのスキャルピングとは、短期間の注文決済を何度も繰り返すことで小さな利益を積み上げていく取引手法のことです。スキャルピングの性質上、海外FXのスキャルピングは成功しやすく、大きく稼ぐことができます。

しかし、スキャルピングにはメリットだけでなくデメリットも存在します。スキャルピングを始めようか迷っている人、勝つコツが知りたい人はこの記事を読んで今すぐ勝てるスキャルピングを始めてみてください。

総合的なおすすめ海外FX業者について幅広く比較して知りたい人は、ぜひ下記の記事をご覧ください。

りゅういち

この記事のライター:りゅういち
海外FX歴10年で、水平線と移動平均線を用いたシンプルな手法でトレードをしています。取引所の良いところから悪いところまでお伝えし、皆さんのお役に立てれば嬉しいです!

目次

海外FXのスキャルピングとは

海外FXのスキャルピングのメリットは取引経験を積めること

海外FXのスキャルピングとは、数秒や数分などの非常に短い時間で取引をおこない、小さな利益を積み上げていく取引手法です。

ここからは海外FXのスキャルピングのメリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

海外FXのスキャルピングのメリット

海外FXのスキャルピングのメリットは取引経験を積めるなど

海外FXのスキャルピングのメリットとして、「取引経験を積みやすい」「スワップポイントの影響を受けない」「相場を気にしなくて良い」の3点があります。

スキャルピングは短期間の取引のためエントリーチャンスが多く、デイトレードやスイングトレードと比較して圧倒的に取引経験を積みやすいです。またさまざまな手法を試せるので自分のトレードスタイルを早く確立でき、長期的にみて大きな利益に繋げられます。

さらに日をまたいだ取引によるスワップポイントの影響を受けないため、コストを抑えた取引ができます。後述しますが、取引回数が多くなるため取引手数料がかかることには注意が必要です。

またポジションの保有時間が短いため、就寝中に相場の値動きを気にする必要がない点もメリットです。

海外FXのスキャルピングのデメリット

海外FXのスキャルピングのデメリットは利幅が小さいことなど

スキャルピングのデメリットには「取引手数料がかさむ」「利幅が小さい」「安定した通信環境が必要」の3点があります。

スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドや取引手数料などの取引コストがかかりやすく、デイトレードやスイングトレードと比べると1回の取引で得られる利幅が少ない点が主なデメリットです。

りゅういち

海外FXであれば1,000倍や2,000倍などのハイレバレッジが利用できるため、スキャルピングのデメリットをカバーして大きな利益を狙えます。

また短期の取引のため一瞬の判断力や集中力、通信のラグをなくすためには安定したネット環境が必要となります。

スキャルピングにおすすめな海外FX口座ランキング5選&比較表

スキャルピングにおすすめな海外FX口座ランキング5選

スキャルピングにおすすめな海外FX口座をランキング形式で5つ紹介します。

ランキングの評価基準
  • スプレッドの狭さ
  • 取引手数料
  • 取引方式
  • 最大レバレッジ
  • 約定力の高さ
スクロールできます
順位口座タイプスプレッド
の狭さ
取引手数料
※1ロット往復
取引方式最大
レバレッジ
約定力
1位
XMTradingのアイコン画像
XMTrading
KIWAMI極★★★なしSTP1,000倍★★★★★
2位
AXIORYのアイコン画像
Axiory
ナノ★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★★
3位
Exnessのアイコン画像
Exness
ロースプレッド★★★★★7USDECN無制限★★★★
4位
ThreeTraderのアイコン画像
ThreeTrader
Rawゼロ★★★★★4USDECN1,000倍★★★★
5位
vantage アイコン
Vantage
ECN★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★
順位口座タイプスプレッド
の狭さ
取引手数料
※1ロット往復
取引方式最大
レバレッジ
約定力
1位
XMTradingのアイコン画像
XMTrading
KIWAMI極★★★なしSTP1,000倍★★★★★
2位
AXIORYのアイコン画像
Axiory
ナノ★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★★
3位
Exnessのアイコン画像
Exness
ロースプレッド★★★★★7USDECN無制限★★★★
4位
ThreeTraderのアイコン画像
ThreeTrader
Rawゼロ★★★★★4USDECN1,000倍★★★★
5位
vantage アイコン
Vantage
ECN★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★

これらの海外FX業者ではスキャルピングでの取引が認められており、業界トップクラスに狭いスプレッドや、高い約定力など、スキャルピングに適した取引環境が提供されています。

それぞれの特徴を具体的に紹介していくので、口座選びの参考にしてみてください。

XMTrading:KIWAMI極口座

XMTradingの特徴は日本で1万人気なことなど

スキャルピングにおすすめの海外FX口座第1位は、XMTradingの「KIWAMI極口座」です。以下にXMTradingの特徴をまとめました。

XMTradingの特徴
  • 最大1,000倍のハイレバレッジ
  • KIWAMI極口座は取引手数料が無料
  • スワップフリー
  • 約定力が高くリクオートなし
  • 全銘柄でストップレベルなし
  • 日本人に一番人気の海外FX業者
  • 口座開設ボーナスがもらえる

2022年10月にリリースされたKIWAMI極口座は、取引手数料が無料にも関わらずスタンダード口座と比べてスプレッドが非常に狭いことが特徴です。また、1,000倍の最大レバレッジやスワップフリー、高い約定力などハイスペックなトレード環境が整っており、スキャルピングに最適です。

より狭いスプレッドにこだわりたい場合はXMの「ゼロ口座」がおすすめです。ゼロ口座では1ロットあたり往復10USDの取引手数料がかかりますが、KIWAMI極口座よりもさらにスプレッドが狭く、スキャルピングがしやすい環境と言えます。

りゅういち

XMは日本人に一番人気の海外FX業者で口座開設ボーナスももらえるので、海外FX業者での取引がはじめての人でも安心して取引をスタートできます。

XMTradingでは口座開設の有効化完了で、入金の必要なしで13,000円の口座開設ボーナスがもらえます。ボーナスのみの取引はリスクを抑えられるため、初心者におすすめです。この機会にXMTradingで口座開設してみませんか。

\13,000円の口座開設ボーナスがもらえる!/

Axiory:ナノ口座

Axioryの特徴はcTraderに対応していることなど

スキャルピングにおすすめの海外FX口座第2位は、Axioryの「ナノ口座」です。Axiorは高い約定力と狭いスプレッドを兼ね備えており、中~上級者のスキャルピングトレーダーからとても人気がある海外FX業者です。

以下にAxioryの特徴をまとめました。

Axioryの特徴
  • スキャルピング向けの取引プラットフォーム「cTrader」が使える
  • 最大1,000倍のハイレバレッジ
  • 99.99%の約定力の高さ
  • 取引に関する禁止事項が少ない
  • 透明性の高い取引環境 

Axioryはナノ口座だけでなく、どの口座タイプもスプレッドが狭く、スキャルピングでも無駄な取引コストがかかりません。

またナノ口座で利用できる「cTrader」は、スキャルピングでの取引に特化した取引プラットフォームのため、ほかの海外FX業者よりも本格的な取引環境でスキャルピングトレードができます。

公式サイトでは、約定のスピードやスリッページ率などのデータも毎月公開されており、透明性も非常に高いです。

スキャルピングトレードをしたい人はAxioryがおすすめです。Axioryで口座を開設して、快適な取引環境で取引しましょう。

\スキャルピングトレーダーにおすすめ!/

Exness:ロースプレッド口座

Exnessの特徴は最大レバレッジが無制限なことなど

スキャルピングにおすすめの海外FX口座第3位は、Exnessの「ロースプレッド口座」です。以下にExnessの特徴をまとめました。

Exnessの特徴
  • 最大レバレッジが無制限
  • ロスカット水準が0%
  • 業界トップクラスのスプレッドの狭さ
  • 取引に関する禁止事項が少ない
  • すべての銘柄でストップレベルがゼロ

Exnessのロースプレッド口座は「無制限の最大レバレッジ」「業界トップクラスの狭スプレッド」「ロスカット水準が0%」など、スキャルピングでの取引に理想的な環境です。

ロースプレッド口座は、初回入金額が1,000ドル(2025年8月時点で15万円相当)と比較的高めな点がデメリットですが、2回目以降の入金は10ドル(2025年8月時点で1500円相当)と少額から入金できます。

また他の海外FX業者にはない無制限レバレッジなどの魅力も多く、スキャルピングトレーダーから非常に人気がある口座タイプです。

最大レバレッジ無制限取引をロスカット水準0%、ゼロカットシステム採用の安心した環境で行いたい人は、Exnessがおすすめです。少額からでもハイレバ取引で大きな利益を狙えるので、初心者にもおすすめです。

\レバレッジが無制限!/

ThreeTrader:Raw ゼロ口座

ThreeTraderの特徴はスプレッドが業界トップレベルに狭いことなど

スキャルピングにおすすめの海外FX口座第4位は、ThreeTraderの「rawゼロ口座」です。以下にThreeTraderの詳細をまとめました。

ThreeTraderの特徴
  • 業界トップクラスのスプレッドの狭さ
  • 取引手数料が安い
  • 取引に関する禁止事項が少ない
  • 最大1,000倍のハイレバレッジ
  • 取引量に応じたキャッシュバックあり

Rawゼロ口座口座は、最低入金額が10万円と比較的高めな点がデメリットですが、業界トップクラスのスプレッドの狭さと手数料の安さが魅力です。

また、ThreeTraderのPUREスプレッド口座は、最大レバレッジが1,000倍で最低入金額も1万円なので、少額の資金からスキャルピングをしたい人に向いています。

取引手数料が無料のSTPタイプの口座でありながら、日本国内FX業者並みの狭いスプレッドを実現しているので、取引手数料をかけずにスキャルピングをしたい人にもおすすめです。

りゅういち

ThreeTraderは最大の取引ロットが80ロットまでに制限されているため、80ロットを超える大口取引には向きませんが、取引に関する禁止事項が少なく、スキャルピングに非常に適した環境を提供しています。

ThreeTraderは業界屈指のスプレッドの狭さで、コストを抑えた取引ができます。また取引に関する禁止事項も少ないので、特にスキャルピングトレーダーにおすすめです。

\業界屈指のスプレッドの狭さが魅力!/

Vantage:ECN口座

Vantageの特徴は口座開設ボーナスが入金ボーナスがあることなど

スキャルピングにおすすめの海外FX口座第5位は、Vantageの「ECN口座」です。以下にVantageの特徴をまとめました。

Vantageの特徴
  • 口座開設ボーナスと入金ボーナスがもらえる
  • 取引量に応じたキャッシュバックあり
  • 最大1,000倍のハイレバレッジ
  • ECN口座のスプレッドが非常に狭い
  • ロスカット水準が10%

VantageのECN口座は1ロットあたり往復で6ドルの手数料がかかるものの、ドル円のスプレッドが0.0pips~と業界トップクラスに狭いため、スキャルピングに適した口座です。ゴールドのスプレッドも狭く、ロスカット水準が10%など取引環境が整っています。

また、ボーナスを提供している多くの海外FX業者では、ECNタイプの口座は入金ボーナスがもらえませんが、VantageのECN口座では口座開設ボーナスと入金ボーナスの両方がもらえます。

取引量に応じたキャッシュバック制度もあるので、スキャルピング取引とあわせて活用できます。入金ボーナスや口座開設ボーナスで自己資金以上の取引を行いたい人はVantageがおすすめです。

\15,000円の口座開設ボーナス!/

スキャルピング取引に海外FXをおすすめする理由

海外FXでスキャルピングするメリットはレバレッジが高いことなど

スキャルピング取引は海外FX業者で行うのが、圧倒的におすすめです。国内FXと海外FXでは禁止事項や規約が異なるため、それぞれの特徴があります。ここでは、なぜ海外FXでスキャルピングをおすすめするのかを解説します。

海外FX業者を利用したスキャルピング取引の特徴を正しく理解することで、スキャルピングに適した海外FX業者や口座タイプへの理解も深まり、効率よく利益を狙っていけるでしょう。

海外FXのスキャルピングをおすすめする理由は、以下の5つです。

それぞれ順番に見ていきましょう。

高いレバレッジをかけて取引ができる

スキャルピングは、高いレバレッジを適用すると利益が大きくなる

海外FXのスキャルピングでは、1,000倍や2,000倍などの高いレバレッジをかけて取引できます。

スキャルピングは短時間での取引を何度も行う取引方法のため、デイトレードやスイングトレードと比べると、1回あたりの取引で得られる利益は基本的に小さくなります。

りゅういち

ハイレバレッジで取引できる海外FXの環境であれば、少額の証拠金で大きな取引ができるので、スキャルピングでも大きく利益を積み上げていける可能性があります。

例えば、USD/JPYの通貨ペアのレートが1ドル150円の場合で考えてみましょう。レバレッジが低い取引と高い取引では、同じ1pipsの値幅でも得られる利益は以下のように変わります。

レバレッジ通貨単位1pipsあたりの
利益
1倍1万通貨150円
25倍(国内FX)25万通貨3,750円
1,000倍1,000万通貨15万円
2,000倍2,000万通貨30万円
レバレッジ通貨単位1pipsあたりの利益
1倍1万通貨150円
25倍(国内FX)25万通貨3,750円
1,000倍1,000万通貨15万円
2,000倍2,000万通貨30万円

日本国内のFX業者の最大レバレッジは25倍のため、スキャルピングで大きな利益を狙っていくには自己資金も多めに用意する必要がありますが、ハイレバレッジが使える海外FXでは、少額の資金から効率よく利益を狙っていけます。

ボーナスが豊富なので取引資金が確保できる

口座開設ボーナスや入金ボーナスが豊富で取引資金が確保できる

海外FXでは、豊富な口座開設ボーナスや入金ボーナスを提供している業者があります。

ボーナスをうまく活用すると、自身のお金を減らさずにスキャルピングの練習ができたり、保有できるポジションのサイズが上がったりするので、より有利に取引を進められます。

例えば、スキャルピングでおすすめな海外FX業者1位だったXMTradingでは、現在「13,000円の口座開設ボーナス」と「100%+20%の入金ボーナス」が開催されています。

豪華なボーナスキャンペーンと、スキャルピングがしやすい取引環境がそろっているので、ボーナスを積極的に活用してスキャルピングをしたい人は詳細をチェックしてみてください。

\最大10,500ドルの入金ボーナス!/

国内FX業者よりスキャルピングを許可している業者が多い

海外FX業者の多くはスキャルピングを許可している

海外FXのスキャルピングをおすすめする理由には、国内FXよりもスキャルピングを許可している業者が多い点も挙げられます。

日本国内のFX業者の多くはスキャルピングを禁止していますが、海外FXでは多くの業者がスキャルピングを許可しており、取引環境においてもスキャルピング向けに設計されています。

スキャルピングが許可されていないFX業者でスキャルピングをすれば、規約違反でペナルティを受ける可能性があります。最悪の場合、利益の没収や出金拒否、口座凍結も考えられるため、スキャルピングを許可している業者でトレードすることは絶対条件です。

先述の「スキャルピングにおすすめな海外FX口座ランキング5選」で紹介したFX業者はすべて、スキャルピングが許可されている業者ですので、安心してご利用ください。

ゼロカットシステムを採用している業者が多い

海外FX業者はゼロカットシステムを採用している業者が多い

海外FXでは多くのFX業者が「ゼロカットシステム」を採用しています。

ゼロカットシステム:トレーダーの口座残高がマイナスになった場合に、業者がマイナス分の金額を負担して口座残高をゼロにリセットしてくれる仕組み

日本国内のFX業者では、日本の法律によってゼロカットシステムの導入ができないため、相場の急激な変動などによって追証(追加証拠金)の請求が発生し借金を背負うリスクがあります。

一方、多くの海外FX業者ではゼロカットシステムが導入されているため、追証によって借金を背負ったり許容範囲以上にお金を失ったりする心配がありません。

国内FXよりもロスカット水準が低い

海外FX業者は低いリスカット水準で含み損が発生しても耐えられる

海外FXは国内FXと比べて、「ロスカット水準」が低く設定されている傾向があります。

ロスカット:証拠金維持率が一定の水準を下回ったときに、ポジションが強制決済されるシステム

ロスカット水準が低いと含み損が発生した際に耐えられる値幅が大きくなるため、少額の証拠金でスキャルピングする場合でも、損切りラインをより広い価格帯で設定できるメリットがあります。

ロスカットシステムには、トレーダーの損失拡大を防ぐ目的があり、基本的にすべての海外FX業者で採用されています。

例えば、ロスカット水準が証拠金の50%の取引口座で取引する場合は、証拠金が50%以下になるとFX業者のシステムによって、強制的に保有しているポジションが決済されます。

FX業者ロスカット水準
国内FX約50~100%
XMTrading
XMTradingのアイコン画像
(海外FX)
20%
AXIORY
AXIORYのアイコン画像
(海外FX)
0%
Exness
Exnessのアイコン画像
(海外FX)
0%
FX業者ロスカット水準
国内FX約50~100%
XMTrading
XMTradingのアイコン画像
(海外FX)
20%
AXIORY
AXIORYのアイコン画像
(海外FX)
0%
Exness
Exnessのアイコン画像
(海外FX)
0%

上記は海外FX業者と国内FX業者のロスカット水準の例です。国内FX業者よりも海外FX業者のほうがロスカット水準が低く強制ロスカットされにくいので、一時的に含み損を抱えても利益が戻るまで待って耐えられる可能性が高まります。

 

海外FXでスキャルピングをする際の注意点

海外FXでスキャルピングをする際の注意点は規約違反に注意するなど

海外FXでスキャルピングをする際の注意点は「規約違反に注意する」「スキャルピングに向いていない海外FX業者もある」「スキャルピングを禁止している業者もある」などの5つです。

多くの海外FXではスキャルピングが認められており、「高いレバレッジ」や「MT4/MT5などの優れた取引プラットフォーム」など、スキャルピングに適した取引環境が整っています。

しかし、いくつかの注意点を把握しておかないと、自覚がないまま規約違反に該当してペナルティを課せられてしまったり、想定外の損失を出してしまったりする可能性もあるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。

利用規約違反に注意する

海外FX業者では規約違反をするとペナルティが課される可能性がある

海外FX業者では業者ごとに利用規約があり、禁止されている取引をすると出金拒否や口座凍結などのペナルティが課される可能性があります。

海外FXで禁止されている代表的な取引は、以下の3つです。

海外FXでの主な禁止取引
  • 重要な経済指標発表前後で価格が大きく変動しやすいタイミングのみを狙った取引
  • 複数業者・複数口座間での両建て取引
  • 裁定取引/アービトラージ(複数業者間での通貨の価格差を利用して利益を得る取引)

例えば、複数の業者の口座でスキャルピングをすることで、意図せず「複数業者間での両建て取引」に該当してしまう場合も考えられます。ほかにもFX業者ごとに禁止事項があるので、利用するFX業者の禁止事項は事前に把握しておきましょう。

スキャルピングに向いていない海外FX業者もある

スプレッドが広すぎたり約定スピードが遅かったりなどの条件で、スキャルピングに向いていない海外FX業者もあります。

スキャルピングは、短い時間の中で何回も取引を繰り返しながら利益を積み上げていく取引手法のため、スプレッドが広いと取引が不利になり、得られる利益が少なくなってしまいます。

また約定スピードが遅いFX業者では、提示したレートと実際の約定レートがずれる「スリッページ」や、注文を入れても約定されない「約定拒否」が起こるリスクがあります。

りゅういち

海外FXでスキャルピングをする際は、スプレッドが広い業者や約定力の低い業者は避けたほうが良いでしょう。

スキャルピングを禁止している業者もある

海外FXではスキャルピングを許可している業者が多くある

海外FXではスキャルピングを許可している業者が多くありますが、すべての海外FX業者が許可しているわけでは

例えば「iFOREX」では、スキャルピングが全面的に禁止されています。

7.1.14. お客様は、市場濫用と定義される方法またはその他の不正な方法で取引プラットフォームを使用したり、注文をしたり、取引を開始したりしないことに、同意します。これには時間差取引やサーバーの遅延の利用、価格操作、時間操作、スキャルピング、他のすべての不法行為、お客様に不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不公正とみなした行為が含まれます。

引用元:iFOREX|利用規約

このように、海外FX業者の中にもスキャルピング取引そのものを禁止している業者があるので、取引の前に利用規約を確認しておく必要があります。

スキャルピングを中心にFXの取引をする場合は、規約違反などのトラブルを回避するために「そもそもなぜスキャルピングを禁止している業者があるのか」について知っておくことも大切です。

国内FXよりもスプレッドが広い

海外FX業者は国内FX業者よりも多くのコストがかかることがある

海外FX業者は国内FX業者よりもスプレッドが広い傾向にあるため、FX業者や口座タイプによってはスキャルピングでの取引に不利な場合があります。以下は日本国内FX業者と海外FX業者の取引コストの例です。

スクロールできます
FX業者/口座タイプ取引手数料
(往復)
スプレッド
(USD/JPY)
みんなのFX
(国内FX)
無料0.2pips
DMM FX
(国内FX)
無料0.2pips
SBI FXトレード
(国内FX)
無料0.18pips
XMTrading
KIWAMI極口座
XMTradingのアイコン画像
(海外FX)
無料0.8pips
Axiory
ナノ口座
AXIORYのアイコン画像

(海外FX)
6USD0.9pips
Exness
ロースプレッド口座
Exnessのアイコン画像

(海外FX)
7USD0.7pips
FX業者/口座タイプ取引手数料
(往復)
スプレッド
(USD/JPY)
みんなのFX
(国内FX)
無料0.2pips
DMM FX
(国内FX)
無料0.2pips
SBI FXトレード
(国内FX)
無料0.18pips
XMTrading/KIWAMI極口座
XMTradingのアイコン画像
(海外FX)
無料0.8pips
Axiory/ナノ口座
AXIORYのアイコン画像

(海外FX)
6USD0.9pips
Exness/ロースプレッド口座
Exnessのアイコン画像

(海外FX)
7USD0.7pips

ただし、海外FXのスキャルピングでは高いレバレッジをかけられるので、最終的な取引利益では海外FXのほうがお得になる可能性が高いでしょう。

また、海外FX業者のほとんどは変動制のスプレッドを採用しており、Exnessのロースプレッド口座やThreeTraderのRawゼロ口座などでは、タイミングによってはスプレッドが0pipsになることもあるため、一概に海外FXのほうがスプレッドが広いとも言えません。

累進課税がかかる

海外FXでスキャルピングするデメリットは、利益が増えるなど

海外FXでスキャルピングするデメリットは、利益が増えると国内FXよりも税金が高くなることです。

日本国内のFX業者での取引であれば、いくら稼いでも利益に対する税率は一律20.315%です。

しかし、海外FX業者での取引で得た利益は「雑所得」としての総合課税となるため、所得金額によって税率が変わる「累進課税」が適用され、税率は最大45%になります。

課税対象の所得金額税率
1,000円~194万円5%
195万円~329万円10%
330万円~694万円20%
695万円~899万円23%
900万円~1,799万円33%
1,800万円~3,999万円40%
4,000万円以上45%

上記は海外FXで得た利益に対する税率です。

このように、国内FXと比べると海外FXは利益が増えるほど税金の面で不利になりますが、694.9万円までの利益は税率が20%で国内FXの20.315%とそれほど差がありません。

りゅういち

FXによる1年間の利益が695万円以上の場合は国内FXを、694.9万円未満の場合は海外FXを利用するという使いわけを考えても良いでしょう。

スキャルピングに向いている海外FX口座の特徴一覧

スキャルピングに向いている海外FX口座は規約で許可されているところ

スキャルピングは取引の性質上、取引環境の影響を大きく受けるので、取引に利用する口座選びは非常に重要です。

利用する海外FX業者や口座タイプによって、そもそもスキャルピングが認められていない場合や、スキャルピングのしやすい取引環境が整っている場合などがあるので、必ず「スキャルピングに向いている海外FX口座の特徴」を把握しておきましょう。

海外FXでスキャルピングをする際は、以下の6つの特徴を満たした口座を選ぶことが大切です。

ひとつひとつ順番にチェックしていきましょう。

大前提:規約でスキャルピングが許可されている

スキャルピングに向いている海外FX業者の特徴は複数ありますが、大前提としてFX業者が利用規約でスキャルピングを許可している必要があります。

本記事で紹介している上記5つの海外FX業者は、どれもスキャルピングが認められており取引環境も充実しているので、安心して利用いただけます。

約定力が強い(スリッページの発生率が低い)

約定力が高いと注文が正確に施行される

FXにおける「約定力」は、スキャルピングトレードの結果を左右する大切な要素です。

約定力:注文した内容通りに取引を成立させる能力、またはその確実さや迅速さのこと

約定力が高い海外FX業者には、次の7つの特徴があります。

約定力が高い海外FX業者の特徴
  • 約定率が高い
  • 約定スピードが速い
  • 取引方式がNDD方式
  • スリッページが発生しにくい
  • 「EUR/USD」「USD/JPY」などの流動性が高い通貨ペアの取り扱いがある
  • 動作速度の速い取引プラットフォーム(cTraderやMT5など)が利用できる
  • サーバー環境が充実・安定している

約定力が低い取引環境では、注文した価格と約定価格がずれる「スリッページ」が頻発したり、約定拒否によってトレードのチャンスを逃すなど、スキャルピングの手法自体がうまくいかなくなってしまいます。

そのためスキャルピングをするうえでは、約定力の高い取引環境が必須です。

最大レバレッジが高い

海外FXでは、口座タイプによって最大レバレッジが異なる場合がある

通常、スキャルピングは利益を小さく積み重ねていく手法のため、一度の取引で大きな利幅を得るのは困難です。

しかし、最大レバレッジが高ければ、ハイレバレッジ取引によって少ない証拠金でロット数を引き上げられるので、スキャルピングでも効率よく大きな利益を狙っていけます。

海外FXでは、同じFX業者の中でも口座タイプによって最大レバレッジが異なる場合があるので、利用する口座タイプの最大レバレッジをあらかじめ確認しておくと安心です。

ECN口座がおすすめ

海外FXでスキャルピングをする場合は、ECNタイプの口座がおすすめ

海外FXでスキャルピングをする場合は、約定力が高くスプレッドも狭いECNタイプの口座がおすすめです。海外FX業者の注文方式には「DD方式」と「NDD方式」の2種類があり、さらにNDD方式には「STP方式」と「ECN方式」の2種類があります。

NDD方式はFX業者のディーラーが仲介せず、市場とトレーダーが直接的に取引できる方式なので、FX業者による不正のリスクが抑えられ透明性の高い取引をおこなえるメリットがあります。

スクロールできます
取引方式取引の透明性約定拒否スプレッドスリッページ大口注文の
約定力
NDD方式
(ECN)
高いなし狭い中程度高い
NDD方式
(STP)
中程度なし広い少ない低い
DD方式低いあり狭い多い低い
スクロールできます
取引方式取引の透明性約定拒否スプレッドスリッページ大口注文の
約定力
NDD方式
(ECN)
高いなし狭い中程度高い
NDD方式
(STP)
中程度なし広い少ない低い
DD方式低いあり狭い多い低い

ECN方式は「Electronic Communication Network」の略で、実際の市場価格にもとづいて直接注文が処理されるため、取引の透明性がSTP方式よりもさらに高い取引方式として知られています。

ECN方式の口座では多くの場合、取引手数料が発生するもののSTP方式の口座と比べてスプレッドが非常に狭いので、小さな値動きで利益を狙うスキャルピングに向いています。

STP方式は「Straight Through Processing」の略で、いったん注文がFX業者のシステムの自動処理を経由するためECN方式と比べると取引の透明性は若干劣りますが、人を介さないためDD方式より透明性が高い取引方式です。

りゅういち

STP方式の口座では多くの場合、ECN口座よりスプレッドが広く設定されていますが、取引手数料が無料です。取引にかかるトータルのコストを把握しやすいので、初心者でも取引しやすい取引方式と言えます。

ストップレベルが狭い

海外FXはストップレベルが狭く、スキャルピングで利益を得られる

スキャルピングにおいては、ストップレベルが狭い取引環境を選ぶことも大切です。

ストップレベル:注文の際に現在価格から最低限離す必要がある価格差のこと

広いストップレベルが設定されていると狙った価格で精密なエントリーがしにくく、反対に、ストップレベルが狭いほどスキャルピングで利益を得るチャンスが広がります。

ストップレベルがゼロのFX業者

上記の海外FX業者はストップレベルがゼロのため、スキャルピングがしやすい取引環境です。

スキャルピングが可能な取引通貨にゴールドがある

ゴールドはスキャルピングでも大きな値幅を狙える

海外FXでのスキャルピングは、貴金属CFDのゴールド銘柄での取引もおすすめです。

ゴールドは値動きが大きい銘柄のため、スキャルピングでも大きな値幅を狙いやすいからです。FXのメジャーな通貨ペアと同じく、多くの海外FX業者での取り扱いがあり、スプレッドやレバレッジなどの取引条件が良い取引口座があります。

ゴールドでのスキャルピングにおすすめの口座には、Exnessのロースプレッド口座やThreeTraderのPUREスプレッド口座などがあります。

海外FXのスキャルピングについてよくある質問

ここからは、海外FXのスキャルピングに関するよくある質問にお答えします。

海外FXでスキャルピングを禁止している業者を教えてください

海外FXでスキャルピングを全面的に禁止している業者には「iFOREX」があります。スキャルピングには向かない環境のため、スキャルピングをする場合はほかの海外FX業者を使ったほうが良いでしょう。

本記事で紹介している5つの海外FX業者ではスキャルピングが許可されているので、安心して利用できます。

海外FXでスキャルピングを禁止する理由はなんですか?

スキャルピングが禁止されている主な理由は、海外FX業者の注文方式や注文の処理能力です。

例えば注文方式にDD方式を採用している業者の場合、トレーダーの注文をディーラーが人為的に処理するため、ディーラーが介在せずに機械的に注文処理をおこなうNDD方式と比較して注文処理に限界があります。

スキャルピングは短時間に何度も取引をおこなう取引手法で大量の注文処理が発生するため、FX業者によっては禁止している場合があります。

国内FXよりも海外FXの方がスキャルピングに向いている理由はなんですか?

国内FXよりも海外FXのほうがスキャルピングに向いている主な理由は、以下のとおりです。

海外FXのほうが向いている理由
  • スキャルピングを許可している業者が多い
  • 透明性と約定力が高いNDD方式の口座を利用できる
  • 最大レバレッジが高い
  • スプレッドが非常に狭い口座がある
  • ロスカット水準が低い
  • 追証のリスクがない

EA(自動売買ツール)でスキャルピング取引ができる海外FX業者はありますか?

EAでスキャルピング取引ができる海外FX業者に「Vantage Trading」「XMTrading」などがあります。

EAを活用すると、自分で常にチャートをチェックし続けなくてもEAが自動的に取引してくれるので、仕事中や就寝中であっても利益を狙っていけます。

ただし、EAに設定されているロジックがFX業者の禁止事項に当てはまる場合などは、規約違反になってしまう可能性があるので、EAを使用する場合はEAのロジックや利用する口座の規約などを確認しておきましょう。

スキャルピング取引するなら海外FXがおすすめ!

スキャルピングをするならハイレバ取引ができる海外FXがおすすめ

スキャルピング取引をするなら、海外FXがおすすめです。

海外FXは1,000倍や2,000倍などのハイレバレッジで取引できるため、1回の取引による利幅が小さくなりがちなスキャルピングでも、少額の資金から大きな利益を狙っていけます。

また、ゼロカットシステムが採用されており追証による借金の心配がない点や、口座開設ボーナスや入金ボーナスを活用できる点もメリットです。

海外FXは、年間の利益が695万円以上になると税率が国内FXよりも高くなりますが、高いレバレッジや豊富なボーナス、規則でスキャルピングが許可されている点に加え、ゼロカットシステムを採用しており安心な取引ができるなどスキャルピングがしやすい取引環境が多数用意されています。

りゅういち

本記事で紹介した5つの海外FX業者はスキャルピングを認めておりスペックも高いので、ぜひ自分に合った口座を見つけてみてください。

スクロールできます
順位口座タイプスプレッド
の狭さ
取引手数料
※1ロット往復
取引方式最大
レバレッジ
約定力
1位
XMTradingのアイコン画像
XMTrading
KIWAMI極★★★なしSTP1,000倍★★★★★
2位
AXIORYのアイコン画像
Axiory
ナノ★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★★
3位
Exnessのアイコン画像
Exness
ロースプレッド★★★★★7USDECN無制限★★★★
4位
ThreeTraderのアイコン画像
ThreeTrader
Rawゼロ★★★★★4USDECN1,000倍★★★★
5位
vantage アイコン
Vantage
ECN★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★
順位口座タイプスプレッド
の狭さ
取引手数料
※1ロット往復
取引方式最大
レバレッジ
約定力
1位
XMTradingのアイコン画像
XMTrading
KIWAMI極★★★なしSTP1,000倍★★★★★
2位
AXIORYのアイコン画像
Axiory
ナノ★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★★
3位
Exnessのアイコン画像
Exness
ロースプレッド★★★★★7USDECN無制限★★★★
4位
ThreeTraderのアイコン画像
ThreeTrader
Rawゼロ★★★★★4USDECN1,000倍★★★★
5位
vantage アイコン
Vantage
ECN★★★★☆6USDECN1,000倍★★★★
よかったらシェアしてね!
目次