Vantageのスプレッドって狭い？一覧表と他社比較をもとに取引コストを徹底解説

FX取引をおこなうにあたって「スプレッド」は非常に重要です。スプレッドや取引手数料が低ければ、その分、コストを押さえて取引ができるからです。

この記事では、Vantageのスプレッドについて紹介をします。ほかの主要海外FX業者とスプレッドの狭さの比較もしていますので、ぜひ参考にしてください。

vantageの評判については、以下の記事に詳しくまとめましたので、参考にしてください。

Vantageのスプレッドは狭い？広い？

Vantage（ヴァンテージ）のスプレッドは、一般的に狭いとされています。実際、主要口座では最低0.0pips～と極めて狭いスプレッドを提供しており、EUR/USDやXAU/USD（金／ドル）のスプレッドが非常に狭いことでも有名です。

Vantageの口座ごとの主要銘柄のスプレッドについて、以下にまとめましたので参考にしてください。

通貨ペア	スタンダード口座	ECN口座	プレミアム口座
USDJPY	1.58pips	0.28pips	0.38pips
EURUSD	1.43pips	0.24pips	0.73pips
GBPUSD	1.77pips	0.49pips	0.98pips
BTCUSD	1022.08pips	1022.55pips	1022.57pips

通貨ペア	スタンダード口座	ECN口座	プレミアム口座
USDJPY	1.58pips	0.28pips	0.38pips
EURUSD	1.43pips	0.24pips	0.73pips
GBPUSD	1.77pips	0.49pips	0.98pips
BTCUSD	1022.08pips	1022.55pips	1022.57pips

ただし、スプレッドの実情は口座タイプや取引する銘柄、さらには取引時間帯によって変動します。一時的にスプレッドが広がる局面もあるため、「常にどの通貨ペアでも極狭」というわけではありません。

また、スプレッドの狭いか広いかの感じ方は取引スタイルによっても異なります。例えば、短期のスキャルピングでは1回あたりのスプレッド差が利益に直結するため、より最狭スプレッドの恩恵を受けやすいでしょう。

一方で、中長期のトレーダーにとっては多少の差は許容範囲かもしれません。いずれにせよ、まずはVantageの口座タイプごとのスプレッド特徴を押さえておきましょう。この記事では、スプレッドと取引手数料を合わせた口座ごとのコストをまとめています。

Vantageは、最大2000倍のレバレッジの利用や追証が発生しないゼロカットシステムを完璧に移行していることから、多くの日本人トレーダーに利用されています。

まだ口座を開設していない人は、vantageの口座開設については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

Vantageのスプレッド＋取引コスト【口座別】

こちらでは、Vantageの口座タイプ別のスプレッドと取引コストについて解説をします。

Vantageの口座タイプについては、以下の記事に詳しくまとめていますので、参考にしてください。

スタンダード口座(STP方式)

Vantageのスタンダード口座は、スプレッドのみが取引コストとなり、USD/JPYで平均1.5pips前後など比較的標準的な水準です。取引手数料は無料で、最低入金額も低く設定されています。

スタンダード口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	1.58pips	無料	1.58pips
EURUSD	1.43pips	無料	1.43pips
GBPUSD	1.77pips	無料	1.77pips

スタンダード口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均 スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	1.58pips	無料	1.58pips
EURUSD	1.43pips	無料	1.43pips
GBPUSD	1.77pips	無料	1.77pips

スプレッドはRaw口座ほど狭くはありませんが、手数料がかからないため少額取引や取引コスト計算の手間を省きたい場合に適しています。

また、Vantageのスタンダード口座はSTP方式を取っています。STP方式は、業者の為替ディーラーが介入して自社の利益を図るものと混同されがちですが、実際には人の手を介さず、カバー先の金融機関とシステムを通じてトレーダーに最良の価格を提供する方式です。

STP方式は、一般的に取引手数料がかからないので、海外FX初心者の方にもおすすめできます。

ロー口座(ECN方式)

Vantageのロー口座は、スプレッドが最狭0.0pips～と極めて狭い代わりに、取引手数料が往復6ドル/1ロットかかります。

スプレッド自体はほぼインターバンク直送の水準で、主要通貨ペアでは平均0.3～0.5pips程度とかなり低く抑えられており、別途手数料を含めた実質コスト合計でも1.0pips未満となります。

ロー口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	0.28pips	0.6 pips	0.88pips
EURUSD	0.24pips	0.6 pips	0.84pips
GBPUSD	0.49pips	0.6 pips	1.09pips

ロー口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均 スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	0.28pips	0.6 pips	0.88pips
EURUSD	0.24pips	0.6 pips	0.84pips
GBPUSD	0.49pips	0.6 pips	1.09pips

手数料を加味してもスタンダード口座よりトータルの取引コストが安くなる場合が多く、結果的に短期売買で有利となります。

取引手数料がかかる場合のコストの計算式は以下のようになります。

また、Vantageのロー口座はECN方式を取っています。ECN方式は、基本的にトレーダーの注文が直接市場に流れるため、市場の状況に強く影響されます。

最終的にはすべての注文が約定するため、リクオートや約定拒否は発生しませんが、取引が活発でない時間帯にはスリッページが発生しやすくなります。

Vantageのロー口座は、上級者やスキャルピング志向のトレーダーに人気の口座です。取引手数料も合わせた 実質総コストを参考に、ぜひVantageのロー口座で取引を始めてみましょう。

プレミアム口座(STP方式)

Vantageのプレミアム口座は、スプレッドが0.0pips～と非常に狭く、さらに取引手数料無料という特徴があります。基本的にはSTP方式で手数料なしですが、スタンダード口座よりもさらに狭いスプレッドが提供されます。

主要通貨ではRaw口座+手数料よりも狭い水準となることもあり、例えば、USD/JPYやEUR/USDでは平均スプレッドが1.0pipsを切る非常に有利な値を示しました。

プレミアム口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	0.38pips	無料	0.38pips
EURUSD	0.73pips	無料	0.73pips
GBPUSD	0.98pips	無料	0.98pips

プレミアム口座の主要通貨ペアのスプレッド＋取引コスト

通貨ペア	平均 スプレッド	取引手数料	実質総コスト（目安）
USDJPY	0.38pips	無料	0.38pips
EURUSD	0.73pips	無料	0.73pips
GBPUSD	0.98pips	無料	0.98pips

ただし、銘柄によってはプレミアム口座でも標準口座と同程度のスプレッドになる場合もあり、例えばAUD/JPYやAUD/NZDは、相対的に広めです。

プレミアム口座では、コストを抑えて取引できるのがわかります。ただし、プレミアム口座は3000ドル以上入金しないと取引できないので注意してください。

Vantageのプレミアム口座は、大口取引者や上級トレーダー向けの口座です。スプレッドの違いを確認したうえで、どの口座タイプを選ぼうか迷っている人は、一度デモ口座を開設して体感してみると良いでしょう。

取引コストを抑えるポイントについても、この記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

Vantageの時間帯によるスプレッド変動

Vantageを含む海外FX業者のスプレッドは変動制のため、市場の流動性に応じて刻々と変わります。特に注意すべき時間帯は、ニューヨーク市場クローズ前後のロールオーバータイム（日本時間早朝6～7時台前後）です。

この時間帯は市場参加者が極端に減るため、主要通貨ペアでもスプレッドが大きく拡大します。実測データによれば、例えば、USD/JPYで最大約20.0pips、GBP/JPYでは最大約45pips程度まで広がった例もあります。これは、通常時の日中平均と比べると桁違いに広い値幅です。

また、流動性の低い週明け直後（月曜早朝）や、重要経済指標の発表直後も一時的にスプレッドが跳ね上がる傾向があります。VantageのRaw口座は平常時の狭いスプレッドが魅力ですが、この時間帯では一時的にスプレッドが急激に広がるため注意が必要です。

早朝にEA（自動売買）やスキャルピングをおこなう場合は、思わぬコスト増につながらないようスプレッドの動向を注視しましょう。逆に、ロンドン〜ニューヨーク市場の重なる時間帯など取引が活発な時間帯は、各口座とも比較的スプレッドが安定して狭い傾向にあります。

Vantageでは全口座タイプで固定スプレッド制は採用しておらず、常にマーケット状況に応じて変動します。そのぶん透明性が高く、有利な局面では極めて狭いスプレッドを享受できますが、低流動性時の拡大リスクも理解しておきましょう。

Vantageのスプレッドを他社比較

Vantageのスプレッドと主要海外FX業者のスプレッドを比べました。スタンダード口座のと、低スプレッド口座でそれぞれ比較した表を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

スタンダード口座のスプレッド比較

Vantageスタンダード口座の平均スプレッドは、主要他社と比べて同程度〜やや狭い水準です。

例えばUSD/JPYでは約1.6pips前後と他社とほぼ横並びですが、GBP/JPYではVantageが約1.5pipsと、他社（3社平均で2～3pips台）よりかなり狭い結果が出ています。

スタンダード口座

海外FX業者	EURUSD	USDJPY	XAUUSD
Vantage Trading	1.43	1.58	1.8
AXIORY	1.2	1.6	0.71
BigBoss	1.6	1.8	2.2
FXGT	1.6	1.4	2.0
XMTrading	1.6	1.6	1.8

海外FX業者	EURUSD	USDJPY	XAUUSD
Vantage Trading	1.43	1.58	1.8
AXIORY	1.2	1.6	0.71
BigBoss	1.6	1.8	2.2
FXGT	1.6	1.4	2.0
XMTrading	1.6	1.6	1.8

最もスプレッドが狭いわけではありませんが、負けているところはボーナスなどがない業者です。それを踏まえるとVantageはかなり競争力が高い業者であるのは間違いないでしょう。

全体的には「飛び抜けて狭い」というわけではないものの、銘柄によっては優位性を持つことがわかります。

低スプレッド口座比較

VantageのRaw口座と、他社の低スプレッド口座を比較すると、ほとんどの通貨ペアでVantageのスプレッドが最狭クラスとなりました。特に、Raw口座は取引手数料を含めても合計コストが低く、主要ペアで他社を下回る水準です。

例えば、USD/JPYではVantage Raw口座の実質スプレッド約0.8pipsに対し、XMのゼロ口座では約1.3pips程度となっています。

ロー口座(ECN口座)

海外FX業者	EURUSD	USDJPY	XAUUSD
Vantage Trading （RAW ECN口座）	0.8	0.88	1.4
FXGT （ECN口座）	0.8	1.1	2.4
AXIORY （ナノ口座）	0.8	1.3	2.3
BigBoss （プロスプレッド口座）	1	1.5	2.9
XMTrading （ゼロ口座）	1.3	1.7	3.1

海外FX業者	EURUSD	USDJPY	XAUUSD
Vantage Trading （RAW ECN口座）	0.8	0.88	1.4
FXGT （ECN口座）	0.8	1.1	2.4
AXIORY （ナノ口座）	0.8	1.3	2.3
BigBoss （プロスプレッド口座）	1	1.5	2.9
XMTrading （ゼロ口座）	1.3	1.7	3.1

プレミアム口座についても、Vantageは世界トップクラスの狭スプレッドを誇り、他社の同等口座と比べても全体的に有利です。

このように、ボーナスを使わない口座ではVantageのスプレッドは狭いです。それを踏まえるとVantageは、初級から上級者まで幅広く対応した業者であるのは間違いないでしょう。

Vantageは、スプレッド水準で他社より優位に立つ場面が多くあります。また、取引コスト以外にも、Vantageは入金ボーナス等のキャンペーンを実施しており、そうした特典を含めると総合的に見て魅力が大きいです。スプレッドの狭さとボーナスの両立は資金効率を高めるうえで嬉しいポイントでしょう。

Vantageのスプレッド一覧【銘柄別】

Vantageのスプレッド一覧をまとめました。取引をする際の参考にしてください。

通貨ペアのスプレッド

Vantageの通貨ペアのスプレッドは以下の通りです。

EUR/USD・USD/JPYなどの主要通貨と高流動クロス円のスプレッドは、「狭い～平均並み」で安定し、短期トレードにも十分適応できます。

一方、マイナー通貨は業界標準よりわずかに広めです。ボラティリティに比例して拡大するため、指標発表前後や早朝は特に注意して取引しましょう。

EURUSDは世界最大の取引量を持つ通貨ペアで、どの時間帯でも取引しやすいです。スキャルピングやEAユーザーが集中的に取引しています。ぜひVantageで口座開設して取引を始めてみましょう。

貴金属のスプレッド

Vantageの貴金属のスプレッドは以下の通りです。

通貨ペア	日本語訳	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
COPPER-C	銅	33.13pips	33.13pips	31.13pips
XAGAUD	シルバー/豪ドル	4.25pips	3.25pips	3.15pips
XAGUSD	シルバー/ドル	3.56pips	2.56pips	2.46pips
XAUAUD	ゴールド/豪ドル	5.99pips	3.99pips	5.59pips
XAUEUR	ゴールド/ユーロ	4.71pips	3.21pips	4.31pips
XAUUSD	ゴールド/ドル	2.22pips	0.87pips	1.22pips
XPDUSD	パラジウム	511.86pips	511.86pips	486.87pips
XPTUSD	プラチナ	554.96pips	554.96pips	355.01pips

通貨ペア	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
COPPER-C （銅）	33.13pips	33.13pips	31.13pips
XAGAUD （シルバー/豪ドル）	4.25pips	3.25pips	3.15pips
XAGUSD （シルバー/ドル）	3.56pips	2.56pips	2.46pips
XAUAUD （ゴールド/豪ドル）	5.99pips	3.99pips	5.59pips
XAUEUR （ゴールド/ユーロ）	4.71pips	3.21pips	4.31pips
XAUUSD （ゴールド/ドル）	2.22pips	0.87pips	1.22pips
XPDUSD （パラジウム）	511.86pips	511.86pips	486.87pips
XPTUSD （プラチナ）	554.96pips	554.96pips	355.01pips

Vantageの金・銀ペアのスプレッドは総じて「狭い～平均並み」です。特に、ロー口座のXAUUSDスプレッドは0.87 pipsとなっており、業界でもトップクラスの低コストです。スタンダード口座でも 2 pips 台前半と許容範囲で、初心者さんも試しやすいでしょう。

一方、銅は 30 pips 台で広めです。ただし、ボラティリティの大きさを考慮すると実質コストは中程度であり、短期より中期向けといえるでしょう。

XAUUSDは金ならではの安全性と極狭スプレッドで不動の人気を誇っています。Vantageのロー口座で平均0.87pipsと世界最小級のスプレッドを体感してみませんか？

株価指数のスプレッド

Vantageの株価指数のスプレッドは以下の通りです。

多くの株価指数のスプレッドは、スタンダード口座とロー口座が同水準で、プレミアム口座が大幅優位なのは US500／NAS100／DJ30となっています。

新興国指数（BVSPX・SA40）は典型的に広めですが、これは業界共通傾向です。

US500は、米株市場のベンチマークで、指数トレーダーが集中する定番の銘柄です。プレミアム口座では業界最狭帯となっており、日中いつでもチャンスを狙いやすいのでぜひVantageで取引を始めてみてください。

エネルギーのスプレッド

Vantageのエネルギーのスプレッドは以下の通りです。

通貨ペア	日本語訳	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
CL-OIL	原油	4.12pips	3.52pips	4.52pips
GAS-C	ガソリン	58.1pips	58.1pips	57.1pips
GASOIL-C	軽油	67.62pips	67.62pips	64.62pips
NG-C	天然ガス	0.96pips	0.96pips	0.86pips
UKOUSD	ブレント原油	3.56pips	2.96pips	3.26pips
UKOUSDft	ブレント原油(先物)	4.81pips	4.21pips	4.51pips
USOUSD	WTI原油	3.56pips	2.96pips	3.26pips

通貨ペア	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
CL-OIL （原油）	4.12pips	3.52pips	4.52pips
GAS-C （ガソリン）	58.1pips	58.1pips	57.1pips
GASOIL-C （軽油）	67.62pips	67.62pips	64.62pips
NG-C （天然ガス）	0.96pips	0.96pips	0.86pips
UKOUSD （ブレント原油）	3.56pips	2.96pips	3.26pips
UKOUSDft （ブレント原油(先物)）	4.81pips	4.21pips	4.51pips
USOUSD （WTI原油）	3.56pips	2.96pips	3.26pips

Vantageでは、天然ガスは全口座1 pips未満と業界トップクラスの狭さで、変動が激しい商品でもコストを抑えられます。

一方、ガソリンや軽油は流動性が低くスプレッドが広めです。 短期よりスイング向きといえるでしょう。

株式CFDのスプレッド

Vantageの株式CFDのスプレッドは以下の通りです。口座ごとによるスプレッドの違いはありません。

シンボル	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
MSFT	12	12	12
AAPL	5	5	5
NVIDIA	12	12	12
AMAZON	6	6	6
META	9	9	9
GOOG	5	5	5
LLY	59	59	59
AVGO	146	146	146
TSLA	10	10	10
JPM	4	4	4

シンボル	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
MSFT	12	12	12
AAPL	5	5	5
NVIDIA	12	12	12
AMAZON	6	6	6
META	9	9	9
GOOG	5	5	5
LLY	59	59	59
AVGO	146	146	146
TSLA	10	10	10
JPM	4	4	4

Vantageの株式CFDのスプレッドは、AAPL/META/GOOG/MSFT/NVDA/AMZNにおいては0.05～0.12 USDと業界最狭水準を誇っています。

ボラティリティが高いTSLAでも0.10 USDに抑えられ、短期売買に適しているでしょう。一方、流動性が劣る LLY・AVGOのスプレッドは広めです。

コモディティのスプレッド

Vantageのコモディティのスプレッドは以下の通りです。

通貨ペア	日本語訳	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
Cocoa-C	ココア	52pips	52pips	50pips
Coffee-C	コーヒー	30pips	30pips	29pips
Cotton-C	コットン	15.6pips	15.6pips	15.2pips
OJ-C	オレンジジューズ	109.93pips	109.93pips	108.56pips
Soybean-C	大豆	1.92pips	1.92pips	1.52pips
Sugar-C	砂糖	5.1pips	5.1pips	5pips
Wheat-C	小麦	1.4pips	1.4pips	1pips

通貨ペア	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
Cocoa-C （ココア）	52pips	52pips	50pips
Coffee-C （コーヒー）	30pips	30pips	29pips
Cotton-C （コーヒー）	15.6pips	15.6pips	15.2pips
OJ-C （オレンジジューズ）	109.93pips	109.93pips	108.56pips
Soybean-C （大豆）	1.92pips	1.92pips	1.52pips
Sugar-C （砂糖）	5.1pips	5.1pips	5pips
Wheat-C （小麦）	1.4pips	1.4pips	1pips

Vantageのコモディティのスプレッドは、小麦・大豆は2 pips未満とやや狭めです。プレミアム口座ならさらにコスト低減できます。

一方、コーヒー・ココア・オレンジジュースは広め～極端に広いものもあります。短期トレードよりスイング投資向きで、ポジションサイズを抑えるのが安全策でしょう。

ETFsのスプレッド

VantageのETFsのスプレッドは以下の通りです。口座ごとによるスプレッドの違いはありません。

シンボル	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
ARKB	6	6	6
BITB	2	2	2
BITO	2	2	2
BTCO	10	10	10
GBTC	4	4	4
IBIT	2	2	2

シンボル	スタンダード 口座	ロー口座	プレミアム口座
ARKB	6	6	6
BITB	2	2	2
BITO	2	2	2
BTCO	10	10	10
GBTC	4	4	4
IBIT	2	2	2

VantageのETFsのスプレッドは、BITB・BITO・IBITが 0.02USDと業界最狭クラスを誇っています。2024年のETF化後に流動性が急増し、従来の0.08〜0.12USDから半減したことで、短期売買がしやすくなりました。

また、BTCOのスプレッドはやや広いですが、出来高が増えれば徐々にタイト化する可能性があります。

債券のスプレッド

Vantageの債券のスプレッドは以下の通りです。口座ごとによるスプレッドの違いはありません。

シンボル	スタンダード口座	ロー口座	プレミアム口座
EUB10Y	3	3	3
EUB2Y	3	3	3
EUB30Y	3	3	3
EUB5Y	3	3	3
EURIBOR3M	20	20	20
LongGilt	3	3	3
USNote10Y	7	7	7

シンボル	スタンダード 口座	ロー口座	プレミアム口座
EUB10Y	3	3	3
EUB2Y	3	3	3
EUB30Y	3	3	3
EUB5Y	3	3	3
EURIBOR3M	20	20	20
LongGilt	3	3	3
USNote10Y	7	7	7

Vantageの債券のスプレッドは、欧州債（EUB系）とLongGiltは業界トップクラスのタイトさです。

債券CFDは他資産に比べて値幅が小さいため、タイアップイベントや主要金利発表直後に流動性が低下すると、スプレッドが一時拡大しやすいです。エントリー前にMT5 の気配値でリアルタイムスプレッド確認しましょう。

暗号資産取引のスプレッド

Vantageの暗号資産取引のスプレッドは以下の通りです。

Vantageの暗号資産取引のスプレッドは、BTCUSD・ETHUSD は業界平均よりわずかに広いものの、週末や急落局面でも極端に跳ねないため、安定志向のトレーダーに好適といえます。

ADA／DOT／SOL など高流動アルトは 1USD未満に収まりやや狭めです。一方、低流動トークンやDeFi系は50pips前後と広めです。ポジションサイズを抑え、中長期目線でスイングする方がリスク管理しやすいでしょう。

取引する銘柄が決まらない人は、スプレッドと取引コストを合わせて考えてみると良いでしょう。Vantageでは、1万5,000円の口座開設ボーナスを設けているため、狭スプレッドと合わせてご活用いただけます。

Vantageの取引コストを抑えるポイント（スプレッドと手数料）

ここまで見てきたように、FX取引のコスト構成は主にスプレッド＋取引手数料で決まります。Vantageでは、スタンダード口座やプレミアム口座は手数料ゼロでスプレッドのみ、Raw口座は極狭スプレッド＋手数料6ドルという形です。

Vantageの取引コストを抑えるポイントとしては、「スプレッドと手数料のトレードオフ」を理解し、自分の取引量や手法に照らして最適な口座選択をすることです。

一般的に、1回の取引ボリュームが大きい人や取引回数が非常に多い人（高速売買・EA運用など）は、1トレードあたりのコストが最も小さくなるロー口座やプレミアム口座が適しています。

例えば、ロー口座の場合、1ロット取引の往復手数料6ドルはスプレッド換算で約0.6pipsに相当します。仮にスプレッドが0.3pipsだった場合、合計コスト0.9pipsとなり、スタンダード口座で1.5pips支払うより大幅にコストを節約できます。短期売買ではこの差が利益率に直結するため、スプレッド重視の口座を選ぶ価値が高いでしょう。

一方、取引頻度がそれほど多くない場合や少額取引中心であれば、手数料無料のスタンダード口座でも十分に低コストで運用できます。手数料計算の手間がなく、約定ごとにコストが明確というメリットもあります。

また、取引コストだけでなく取引プラットフォームの使いやすさや約定力の安定性も考慮すると、Vantageは全口座とも約定スピードが高速で滑りにくく安定しているため、安心して取引できます。

それぞれの取引スタイルから、取引コストを最小限に抑えられる口座を選択してみましょう。Vantageは日本人利用率も高く、人気な海外FX業者です。

Vantageのスプレッドに関するユーザーの反応

vantageのスプレッドに関しては比較的好感しているユーザが多いようです。時間帯によってスプレッドが開くことも少ないため、安心して利用ができる業者といえるのではないでしょうか。

SNSのX(旧Twitter)にあったvantageのスプレッドの実際の口コミをご紹介します。

Vantageのスプレッドに関するよくある質問

ここでは、Vantageのスプレッドに関するよくある質問にお答えしています。

スプレッドはどんな時に広がりやすいですか？

一般的に、早朝（NY市場終了前後）や重要経済指標の発表直後にスプレッドは広がりやすいです。Vantageも例外ではなく、市場参加者が少ない日本時間早朝6～7時台には主要通貨でもスプレッドが大きく拡大します。

また週明け（月曜早朝）のオープン直後も不安定になりがちです。それ以外の時間帯（欧米市場が開いている時間帯）は比較的安定して狭いスプレッドに保たれています。

ロー口座の取引手数料はいくらですか？

ロー口座では、1ロット往復で6USD（片道3USD）の取引手数料が発生します。日本円換算で約900円前後です。

この手数料は取引数量に比例します。例えば0.1ロットなら往復0.6ドルとなります。手数料込みでもロー口座はスプレッドが極めて狭いため、総合的な取引コストはほかの口座より低めです。

Vantageでリアルタイムのスプレッドを確認する方法はありますか？

はい、Vantageでリアルタイムのスプレッドは、取引プラットフォーム上で確認できます。例えば、MT4/MT5の場合、気配値表示ウィンドウ上で右クリックし「スプレッド」を選択すると、通貨ペアごとのリアルタイムスプレッドが表示されます。

スマホアプリ版でも、銘柄一覧にスプレッドが表示されます。また、Vantage公式サイトでは口座比較ページなどに主要銘柄の参考スプレッドが記載されていますが、リアルタイムではないため、実際の取引環境で確認するのが確実です。

Vantageに固定スプレッド口座はありますか？

いいえ、Vantageの全ての口座は変動スプレッド方式で、固定スプレッド専用の口座タイプは提供されていません。

その代わり、市場状況が安定している通常時には極めて狭いスプレッドを実現しています。固定スプレッドではありませんが、その分取引コストの透明性が高く、マーケットの実勢に沿った有利な価格で取引できるメリットがあります。

Vantegeの狭いスプレッドで取引をして儲けよう！！

今回は、Vantageのスプレッドについて解説をしました。

Vantageは全口座が変動スプレッド方式で、平常時は主要通貨で業界最狭クラスを誇っています。早朝や指標直後は一時的な拡大する点に注意が必要です。

取引コスト計算は、スプレッド＋手数料で判断する必要があり、ロー口座は手数料込みでも0.9pips前後、短期売買に最適です。また、取引コストを抑えるには、自分の取引量や頻度で口座を選ぶことも大切です。少額＆手数料計算を省きたいならスタンダード口座、多頻度ならロー口座、大口取引ならプレミアム口座を選択すると良いでしょう。

Vantageのスプレッドは、他社比較でも優位性があり、特に、ロー／プレミアム口座は同等サービスの中で最狭水準です。リアルタイムスプレッドやデモ口座で実際のスプレッドを計測し、自分の平均コストを把握してみましょう。